絶望と幸せが溶け込んだ瞬間
入院中の2014年6月1日
目が覚めたら
人生で1番幸せな気分になっていました。
ベッドの上で何もできないのに。
いいえ、今までできたことがほとんどできなくなって
未来も希望も失ったのに。
「最初から、すべては1つだったって
なんで忘れていたんだろう？」
「今、ここで、生きているだけで
こんなに幸せだって
なんで忘れていたんだろう？」
最高の絶望した時に、最高の幸せを感じる
2つが融合した瞬間でした。
「今日も良い日だったな」
ピアノ演奏で話すのは得意だけど
言葉で話すのは苦手でした。
だから
小学生の時から毎日
大学生に入ってからのブログも含め
10年以上、日記を書き続けました。
辛かったこと、悲しかったこと、悔しかったこと
悩み、よくわからないこと、どうでも良いこと
など気の向くままに言葉にして
「今日も良い日だったな」
と思えたら終わり。
時に喜びながら、時に落ち込みながら
とめどなく生み出される文章の最後の最後
導かれたひょんな一言は
いつも、ほんの少しの勇気をくれました。
光が生み出す影
光が多いところでは、影も強くなる
ゲーテ
There is strong shadow where there is much light.
光に照らされれば、影ができます。
何かを良いと感じることは
何かを悪いと感じることです。
全ての物事について
ポジティブであろうなんて
前提からしてあり得ないのです。
本当に、そこにあるものを見たい。
世界は美しい。悲しみと涙に満ちてさえ、瞳を開きなさい。
CLANNAD
光でもなく影でもない
以上でも以下でもない
（↑私の14歳の時からのお気に入りの言葉）
ありのままの現実を
ありのまま見る強さを持つと
ある時、心に誓いました。
Lights & Shadows….
たくさんの本や
知らない人に
自分が救われてきたように。
言葉や音楽や作品を通じて
あなたの人生が
さらに素敵になるよう願うのです。
光も影も
感情も、心の偏りも
人生についても世界についても
あれこれあれこれ考えて
あれこれ勉強して
あれこれやってみて
気づきを、ちょっとした学びを
ただただ書き綴れば
必要な人には
必ず届くとわかっていますから。
すべての奇跡をあなたへ
答えを知りたいと思うのは当たり前。
私だって知りたいし、教えてあげたい。
でも、あなたの答えは
あなたしか知らない。
それが人生なのだと思います。
だから、ただ毎日
奇跡を喜び、生きていく。
人生には２つの道しかない。１つは奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もう１つはすべてが奇跡であるかのように生きること。
アインシュタイン
徒然なる日々の中で
どうでも良いことも
すごく嫌な考えも
ちょっとくだらないことも
超主観的な出来事も
私が死んだらすべて終わってしまうくらいなら
ここに残しておきたいのです。
いつか、どこかで、誰かの人生を変えられるように。
すべてが最高の奇跡だと気づけますように。