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言葉が変われば人生が変わる本当の理由と、言葉の3つのパワー

言葉が変われば、人生が変わる…のか?

日本では、マザーテレサの名言とされているけれど、本当は、中国春秋時代哲学者、老子の名言。

思考に気をつけなさい
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
(Watch your thoughts, they become your words; watch your words, they become your actions; watch your actions, they become your habits; watch your habits, they become your character; watch your character, it becomes your destiny.)

 

この言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
これは、老子が「思考が、どのように人生を形作るか」について話した言葉です。

そして、ということは…
「思考を変われば、言葉が変わる。
言葉が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、性格が変わる。
性格が変われば、運命が変わる。」
として、ポジティブシンキングや、アファメーションをやったことがある人もいるかもしれませんね。

「変わる」のであって「変える」のはかなり難しい

頑張って「思考を変えよう」「言葉を変えよう」と励んでも、なかなか人生が変わらないという人もよくいます。
もしかして、これを読んでいるあなたもそうかもしれませんね。

この言葉の肝は「変わる」であって、「変える」ではない、という点です。

「変わる」は自動詞で、自然と変化することを言います。
「変える」は他動詞で、自分で何かを変えることを言います。

「思考を変われば、言葉が変わる。言葉が変われば、行動が変わる。…」というのは、
「水は、高い方から低い方に流れます。」「川は、上流から下流に流れます」と言っているのと同じです。

考え方が変われば、言葉が勝手に変わるんです。
言葉が変わってくれば、行動も変わってくるんです。
これって、当たり前の真理ですよね。

でも、「変える」方法ではありません。
思考を変えようとしても変わらなければ、第一段階で挫折、運命は変わらないのです。

「思考を変える」ほど難しいことはない

上の名言で、最初に出てくるもの、根底にあるとされるのは「思考」です。
しかし、当たり前ですが、思考から全てが生まれ、今の運命ができているのです。
つまり、自分の意志の力で変える意味で、「思考」ほど変えにくいものはありません。

理由は、「思考」は基本的に、潜在意識に支配されているからです。
潜在意識(自分では意識できない領域)が95%、顕在意識(自分で意識できる領域)が5%と一般的には言われますが、最新の脳科学では、潜在意識99%、顕在意識1%とされます。

思考は、頭の中のもの、意識なので、たった顕在意識1%の意志の力を駆使してアプローチしたって、潜在意識99%からしたら、のれんに腕押し、豆腐にかすがいみたいなものですよ。
変わることなんてほぼないというのは、考えれば誰でもすぐにわかります。

言葉を変えることは「可能」ではある

思考を変えることはほぼ無理、と書きましたが、言葉を変えることはそれよりも簡単です。

なぜなら、言葉はアウトプットするものなので、外に発信する言葉については、顕在意識支配で自分次第で意識的に変えられる部分もあるからです。

普段、私たちの頭の中では、言葉にもならないような「思考」が年中飛び回っています。
というのも、一般的に無意識のものを入れると、人は一日に平均6万回以上も会話(自己対話)をすると言われています。
その中のどれだけを顕在意識の傘下に持って来られるかを考えると、気が遠くなりそうになりますが、少なくとも口から発する言葉については自分で意識的に調整、修正することができます。

思考を変えるのと比べれば、外に発する言葉を変えることは「明確に意識して、完全に変えられる領域がある」という意味で、変えやすいと言えるでしょう。

「行動を変える」のハードルが一番低い理由と
それでも、変えられない2つの理由

上の「変えやすさ」の視点で見れば、実は、大きく、そして効果的に意識的に変えることができるのは、実は「行動」です。

右に行こうと思ったら、左に行けば良い。
朝ごはんを食べようと思ったら、食べなければ良い。
このように、変えるにあたってのハードルは低いのですが、多くの人は行動を変えられません。

その理由は2つです。
「1、変えた時のリスクについて考えてしまうから」
「2、何を、どう変えたら良いのかが、よくわからないから」
です。

1、リスク不明よりは、不本意でも最良の選択

一つ目の理由、「1、変えた時のリスクについて考えてしまうから」について話しますね。

脳には、強力な「現状維持装置」があります。
生物の最大の目的は「生命を維持すること」で、脳はいわば、その確率を上げ続けるためのディープラーニングを請け負っている装置です。

現在生きている時点で、個人的には悲惨だったり、後悔があったとしても、脳的には「過去の選択は全て大正解」 なのです。
過去の経験は全て、(自分としては不本意であったとしても)生存できたという意味で成功体験です。
実際に、それ以外の選択をして、成功(生存できるか)するかは知る由がないのですから、当たり前ですね。

だから、無意識に過去を踏襲してしまうのです。意識的に変えようとしても、無意識は本気で抵抗するのです。

ダイエットしようと決意しても、明日からになってしまうし、明日には明後日からになってしまうのです。
今日からは生まれ変わろうと朝決意しても、通勤し、仕事をし、ランチを頬張る頃には、いつも通りの日常こそが心地よくなってしまうのです。

朝起きてからの過ごし方で、その後の1日の流れは大体5パターンくらいに全て決まります。

脳という、とにかく怠け者で、考えること、そして変化を嫌う装置が、24時間365日、私たちを支配しているのです。

2、何を、どう変えたら良いのか「確証」がない

二つ目の理由、「2、何を、どう変えたら良いのかが、よくわからないから」について話します。

未知の世界は誰にもわからないし、100%改善すると言い切れる行動なんてどこにもありません。

「これをこう変えたら、必ずこうなって、あなたにとって有益で喜ばしい結果を生みます」なんて保証してくれる人、物、情報はないんです。
あるとしたら、それは詐欺か、「あなたの心の持ちようによって変わる」という無責任なものでしょう。

ですから、まだやっていない時点で、「これをこう変えたらこうなる」と確信できるものなんてないのです。

人は確証が欲しい、損をしたくない(今よりも、悪くなりたくない)。
でも、未来への確証なんてあるはずもないので、結果「何を、どうしたら良いかわからない」「〇〇を〜〜にしたら良いのかがわからないから、変えられない」ということになります。

行動を変えるべき理由は、経験値が変わるから

行動を変えることに、人が、脳が抵抗してしまう理由をわかったところで、「それでも行動を変えるべき理由」について話します。

行動は、思考、言葉に比べて、強引に変えやすいという話をしました。
それ以上に、「変えた時の効果が大きい」という利点があります。

脳は、過去の経験から導き出した「生存確率を最大化するための”現在”という成功体験」を元にできあがったディープラーニングの現状維持装置という話をしました。

つまり、脳にダイレクトにアプローチできるのは「思考」「言葉」ではなく、成功体験となる「経験という過去」を作ることなのです。

最初に、いつもと違う道に行くのは不安があっても、2回、3回と通っているうちに何とも思わなくなります。
「行動」を変えて成功したという「過去の成功の裏付け」ができれば、脳は「それもあり」と適応してくれるのも早いのです。

行動が変われば、経験が変わり、考えることが変わります。
つまり、順番は変わりますが、「行動が変わる→思考が変わる」につながることがあるのです。

「何を、どう変えるのか」の考え方

何やら、行動を変えることは良いことだと思えてきたら、次に考えるのは具体的に「何を、どう変えるのか」です。

この場面で、言葉にはものすごいパワーを発揮することがあります。

あなたも「たった一言で、人生が変わった」という経験がないでしょうか?
または、人生までは変わらなくても、良くも悪くも、友人、家族、先輩、恋人、先生、上司、社長の一言がきっかけで、考え方がガラッと変わった経験が一度や二度ある方は少なくないと思います。

暴力がなくても、言葉だけで人を殺すこともできます。あるいは、たった一言がその後何十年もその人を支え続けて、ある意味で「言葉だけで、人を生かす」こともできます。

圧倒的、言葉のパワー3つ

それでは、言葉によって人生が変わる、代表的な3つの例を紹介します。

1、指針になる言葉のパワー

予測不可能なことが色々と起き、あっちが良いか、こっちが良いか、迷うことも多いのが人生。
そんな中で、自分の「軸」「指針」となる言葉を見つけられた人は、強くなります。

「これ」という生き方が見つかり、ブレないその軸を持っているために、行動の選択が簡単になり、例えうまく行かなくても「自分の軸で精一杯やった」と思えるような、「指針となる言葉」が、誰かの言葉、あるいは自分の言葉で見出せると、その言葉は圧倒的なパワーを持ちます。

私の場合は、小学校の時からついていた芸大のピアノの先生の「誰が何と言っても、自分の人生の責任は自分で取るしかないの。言い訳をしても、事情があっても、誰も何の責任も代わりに取ってはくれない。」という言葉があったからこそ、その後どんなに辛いことがあっても、病気など少々自暴自棄になるような出来事があっても、最後には「自分の人生に対して責任を持ち、乗り越える自分」であり続けることで、乗り越えました。

2、物事への見方を変える言葉のパワー

誰かのたった一言で、目が覚めることがあります。
今まで、何十年も信じてきたもの、考えてきた信念、物事への見方に対して、疑問を持ち、新たな視点を与えてくれるパワーのある言葉です。

例えば、私の場合は、家族に言われた言葉で、20代後半にして、目から鱗が落ちたことがあります。自分で「度が過ぎた繊細さ」と当時名付けていたくらいとても繊細で、結果的にそのストレスから身体的な病気になってしまい、恨み言を言った私に、家族が「精神的に弱いというのは、誰かのせいではないんだよ。ただ、精神的に弱いなら、それを自覚して、自分の精神的な弱さを踏まえた行動をしなくてはいけない。傷付いたからと言って、傷つけた相手が悪いんじゃないんだよ。」と言ったことがありました。
「大変だね。」「かわいそうだね。」「辛いよね。」と言ってもらえるものと思いきや、「自分の弱さをわかって、行動をすべきだ。そこで失敗して傷付くのは、必ずしも相手が悪いのではない。」と言われた衝撃は忘れられません。
加害者に相手を仕立て上げてしまった自分の精神的弱さ、そして自分はどう行動をしていくべきなのかについて深く考える、とても良いきっかけになりました。

3、良くも悪くもショックな言葉

3つ目は、2つ目と似ていますが、ものすごくショック(衝撃的)な言葉というのには、やはりパワーがあります。
例えば、売れる本のタイトルには、パワーワードがたくさんあります。
言い換えれば、「耳障りが、良くない言葉」です。

ニューヨークタイムズでベストセラーになった本『STEAL LIKE AN ARTIST』の中に、源泉は怒り(Anger)という話がありました。

爆発的な行動力が、「めっちゃムカつく」「腹が煮え繰り返るほど悔しい」などの怒りや、「ぐうの音が出ないほどの真理」を突かれた時に生まれるという経験が、あなたにもありませんか?

このように、言葉というのは実際に「ものすごいパワー」を持っているのです。

本当に重要なのは、「気付くこと」

先ほどは、言葉は「ものすごいパワー」を持っているとしました。
でも、それって本当でしょうか?

ある言葉に、誰かはものすごく衝撃を受ける、誰かはその言葉がパワーワードになり大きく人生が変わる。
一方、同じ言葉を聞いても、特に何も感じない人、その言葉は響かない人もいます。

つまり、実際には、「言葉にパワーがある」のではなく、「その言葉に対する感度が高ければ、その人の中にものすごいパワーが湧く」というのが正しいのです。

普通の言葉をパワーワードにし、自分の行動、思考、人生を変えるきっかけになるようにするには、普段から問題意識を持つこと、色々なことに関して「自分の持っている思いは、本当なのだろうか?」と考え続ける癖をつけること、そして「気付けるようになること」が重要 なのです。

感度を上がれば、気付ける、変われる

言葉への感度、現実への感度、自分の考えへの感度を上げれば、「気付ける」ようになります。

感度を上げるには、「様々なことへの問題意識を上げること」そして、「自分の考えの輪郭をハッキリさせること」が役立ちます。
感度が高いとは、言い換えれば「微差に気付く」ということです。

昨日まであった店のポップが変わった、朝日の差し込み方が変わってきた、空気の匂いが違う…そんな些細なこと一つ一つに心を捉われる必要はありませんが、「気付く」ことが大切なのです。

ある言葉が「自分の人生における何かと密接に結び付いていて、実は大きなヒントになっている」ということに気付くのが大事なのです。

気付けば、そこで気付いたことを元に、ほんの少しでも良いから行動を変えてみます。
それを繰り返していくうちに、人生はいつの間にか変わるのです。

言葉だけではなく、
言葉をきっかけに”行動”が変わるから、人生が変わる

「言葉で世界を変える」というのがノーベル書店の理念です。

でも、言葉だけ、思考だけ、頭の中だけで人生、世界、世界の見方を変えることはとても難しい。
そうではなく、言葉をきっかけに「行動を変えること」で人生は変わるのです。

あなたの言葉が、誰かの人生の大きく変えるかもしれません。
その人は、自分の人生を変えてくれるあなたの言葉を、ずっと待っているかもしれません。

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