『「言葉」で人生を変える超実践メソッド いつもご機嫌でいられる人のモノの言い方大全』(大和出版) Amazon3冠!心理・投資・その他ビジネス リブロ大宮総合ランキング1位 三省堂書店有楽町店ビジネスランキング5位 お金に10倍愛される 知識・スキル・哲学を身につける 出版社ノーベル書店代表
麻生さいかです
キスされそうになったから、首を絞めました
15年前から
不思議に思っていたことがある。
それは
私は運動神経が最底辺で
反射神経も動体視力も最底辺なのに
ええ
球技の時に
「麻生さん、テニスはね、
先生の顔ではなくて、ボールを見るんだよ」
と注意されるし
ドッジボールで大体、最初に顔面にボールが当たって
「顔面はセーフだよ!!!」
とかいう謎の情けをかけてくれるルールのせいで
早く外野に出たいのに出られなくて
もう泣いていいですか?
あ、顔面にボール当たってもう泣いてた
レベルに運動神経がひどいのに
なぜ
「キスをしようとしてきた男の子のことだけは
瞬時に首を絞められたのか」。
瞬発的拒否力
そうさ
好きじゃない人とキスをする女子なんて
きっといない。
誰と、いつキスをするかは
私が決めることです。
「良い感じだと思ったのに」
ともし思われてしまったとしても
「誤解ですよ」と伝えれば良いだけ。
こちらには拒否権がある。
ああ
別に責めているわけではないんです。
「なんでキスしようとするの!?最悪!怒」
ではなく、あくまで
「ああ、あなたはキスしたかったんですね」
(あくまでオファー)
「ノーセンキュー。
私はキスしたくないんですよ」
(単なる拒否)
というだけの話。
だから、相手を責める気持ちは
今も昔も全くないのだけれど。
そこに、クビが、あたから①:プリクラボックス事件
さて、話が逸れましたが
私がキスされそうになった時だけ
平常時では考えられないほどの
脅威の瞬発力を発揮した経験は
一度ではない。
1度目は20歳を過ぎた頃。
若かりし私はプリクラだと自分が可愛くなることに気づいて
すっごいチャラい男の子に
(ホストだったらしいよ。
まあ私はその子の店とか知らないし
たまに会ってただけだけど)
「プリクラ撮ろうよ」と言われて
「いいよ〜」なんて言って
うっかりプリクラボックス内で
危うくキスされそうになったのです。
私は初めて男の子と付き合ったのが
20歳過ぎてからという
恋人も親友も友だちもピアノという
ピアノの汎用性高過ぎな陰キャ学生だったので
(お察しの通り、この時はまだ
誰とも付き合ったことがなかった。笑)
外国人の人との
「Hi〜〜〜!」みたいなので
ホホチュッチュは知ってるけれど
不意に、他人にキスをされそうになるなんてことは
人生でなかったわけですね。
想像もしたことがなかったわけですね。
でも、通常運転で
とても愛想は良かったわけですね。
結果
「うふふふ♡」と笑いながら
(相手の顔がこっち向いていたんで、顔は笑顔)
瞬間的に相手の首を掴んで
グイグイって絞めたので
相手も笑ったまま
「ちょ…なんで俺首絞められてるの?」状態で
ビックリして頂けたおかげで
何も言わずにキスが回避できました。
(ちゃんとすぐやめてくれたの、いい人♡
ありがとう。)
伝票ってピコピコハンマーの代わりになるの?②:カラオケ事件
2度目は
カラオケで歌っている時に
キスされそうになった時。
歌うのが好きだったので
結構カラオケは行っていたのですが
(バンドでボーカルをやっていたから
1人でも行くし
練習のために週2で通っていた時期も)
なんか、男の子と行ったら
急にキスされそうになったんだよね。
僕かあねえ、歌いたんだよ。
邪魔すんじゃないよ。
で、気づいたら
伝票で相手の頭を叩いていたよね。
ほら、なんか
じゃんけんをして
勝った方がピコピコハンマーで相手の頭を叩こうとして
負けた方はヘルメットを被って
ピコピコハンマーで叩けたら1本
みたいなゲームあるじゃん?
気づいたらそんな感じで
伝票で一本、とっていたよね。
(この時もすぐにやめてくれてありがとう。)
もしかして、ナマケモノの皮をかぶったチーターですか?
私は、結構本気で思ったのですよ。
「もしかして、私って本当は…
いざとなると反射神経がすごくて
いざとなると運動能力が高いんじゃないか?」
って。
だって、男の子たちも一生懸命やっているのに
上手に首を掴むとか
上手に伝票で叩くとか
スゴ技じゃない?
もしかして、普段は
どれだけ頑張っても体育だけ成績が底辺の極みで
そこそこの運動神経をお持ちの人には
「運動神経悪いでしょ?」
しか言われないけれど
(わかる、無駄な動き多いけど
意図を持って動いているシーンを見ると
どんくさいを絵に描いたような動きだよね)
ちっちっち…
ちみたちィ
わかってないな?
普段はナマケモノみたいな感じだけど
いざとなったらチーターよ。
ま、せいぜい油断しときな。
とか本当は、言えるのかなって思ってたけど。
先日、急に気づいてしまったのです。
それは壮大なる勘違いだって。
胴体の間に広がる小宇宙
うららかな春の日
ぼんやりと大都会を
「うわ、ちゃんと周り見ろよ」
とか皆に思われてるのにも気づかずいつも通り
ぷらぷらと歩きながら、ふと
構図を頭の中でシミュレートしてみたのです。
男の子はキスをしようとしている。
つまり、立ち位置は私の正面または斜め横。
そして、彼らの手は、キスをしようとしてると私が気づくくらいだから
私の顔なり上半身なりを後ろに回っていた。
つまり・・・
私の正面から相手の胴体まで(首まで)
ってガラ空きじゃないか!
しかも
相手は後ろに手を回して頑張ってるわけだから
必然的に胴体同士の距離は近い。
しーかし、その状態で
私の両手は、とても暇。
試験時間60分なのに、7分で解き終わって
「あ〜どうしようかな?見直しでもする?」ってゆっくり見直しても
まだ残り40分ある時みたいな感じ。
その胴体と胴体の間のブラックホールのような
小宇宙の中で
私の手は、自由自在に動いて
首絞めたり
伝票で叩いたり
遊び放題なわけですよ。
手持ち無沙汰ってこれのことじゃん
ああ、なんと簡単な答えだったのだろうか。
多分、15年くらい
私って実は運動神経が良いんだと思ってた。
違う。
もうね
手持ち無沙汰。
手が暇を極めて
やることなさ過ぎただけ。
「瞬間的に」なんて思ってたけど
頭の中でスローモーション再生されていたけど
たぶん、スローモーションやない。
それ、現実の速度や。
相手の男の子が
「え?え?ダメなの〜?
キスしないの〜〜〜〜〜〜?」
と戸惑っている
ダラダラした、そこそこの尺。
暇でしょ?
やることなかったんでしょ?
だから「え〜い」ってやっただけでしょ。
遊ぶ以外やることがない、壮大な余暇
答えがわかれば「え?そんなこと」
となるような拍子抜けする現実。
あらゆる可能性を考え
あらゆる展開
あらゆる理由
あらゆる根拠をつらつらと適用させて
あーだこーだ言いながらも
現実というのは大抵
わかってしまえば、身も蓋もないものである。
「はあ、それが何か?」
「そりゃそうでしょ」
以外に言うこと必要な言葉など何もない。
でも、そのいとも簡単な現実世界を
妄想と思い込みと空想で彩り
あーだーこーだ言う
その「遊び」を
僕らは時に楽しみ
その「遊び」のせいで
僕らは時に死ぬほど苦しむのだろう。
人生は壮大な余暇である。
それはつまり
「訳がわからない」
と思っているだけで
そもそもは
完全に理にかなったこの世界を
「そのまま見る能力が、全くないくせに
思考力だけある」
という、愚かなる人間だけに与えられた
エンタメのこと。
その思索こそが
人生の「遊び」とは
壮大な余暇の最高の楽しみであり
人間という生物が暇を埋めるために身につけた嗜み
なのであろう。
私に首絞められたり、叩かれたりした男子に
幸あらんことを。
これをお読みのあなたにも
幸あらんことを。

P.S. 20歳の頃
最高に調子に乗ってる感じの奇跡の1枚。
これで友だちはピアノしかいなくて
始発で学校に行ってピアノの練習して
最終バスまでピアノの練習して
家に帰ってピアノの練習して
毎日、心から満足のいく学生生活だった
と今でも思ってるんだぜ。
(家族からのあだ名は「真面目くん」)
人ってよくわからないよね。
今日も美しく、強く、ご機嫌に!
Art Your Life!
Just go on this way!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
『「言葉」で人生を変える超実践メソッド
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