| 美しく・強く・ご機嫌に | |
 →著書『いつもご機嫌でいられる人のモノの言い方大全〜「言葉」で人生を変える超実践メソッド〜(大和出版)』 |  →さくらプラチナム歯科(渋谷) 私がWeb広報責任者を務める"都内最安値"医療ホワイトニングの歯科医院※公式サイト遷移 |
| 著者/医療法人Web広報責任者/宅建士 麻生さいかです | |
今週、エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなったというニュースを聞いて、『DNAの敗北』について思い出した。
性質は変わらないが人生は変わる。これを知ったきっかけが、私の場合はヴァン・ヘイレンなの。
「1984」という天使がジャケットのアルバムは、きっと一度はみたことがあるか、「JUMP」という曲は誰しも聞いたことがあると思う。
ヴァンヘイレンはとにかくめちゃくちゃ有名。
さて、私は武蔵野音大ピアノ科出身で、実はヤマハ音楽教室に入ることを決めて、一時エレクトーンを習ってて。
そして、エレクトーンの試験の課題曲が「JUMP」だったんです。
良い曲だし、弾けないなんてありえないと思ってた、最初はね。
冒頭でベースが伸びてて、上でシンセが動く。
レッミッドッドレッレーミーッドラーソーソー
で伸ばしてる間に、「ソドソド」ってベースが動くんだよね。
このベース部分を、エレクトーンの場合は足で弾くんだけど。
実は、何十回何万回やっても、ちゃんとできるようにはなれなかった。笑
自分のDNAの出来を、本気で疑ったよね。
なんとなくごまかして、それっぽくはできたけど、「こうじゃないんだよなあ」って、ずっと思ってて。先生にも「いや、なんかおかしいんだよな」って顔を最後までされてた。笑
私ね、昔から、やろうとしたことは何でもできたのよ。
（思い込みが激しい…）
ピアノも勉強も、やるって決めたらできたし。
努力をしても、想定以下で終わることなんて、この世にはないと思ってた。
けど、JUMPだけはできなかった。
JUMPだけは、どれだけの時間をかけてもできなかった。
JUMPだけは、最後までできなかった。
JUNPだけは、いまだにできる姿が全く想像できない。
周りの人がどんどんできるようになって、自分より後から習い始めた人も、何の不自由もなくできていくのに、自分はずーっとできなくて。
何ヶ月経ってもできないのよ、逆にすごいよね。笑
冒頭で目立つ箇所だから、なんとかしようと思って、
左足だけじゃなくて、右足も使ってみるとか、
もうとにかく色々試して、あがいて、でもできない。
多分、50m走で9秒を切るのと同じくらいのハードルで
（足も遅い。笑 運動がとにかく飛び抜けてできない。笑）
私には最終的にできなかったのよね。
（試験は合格した。笑）
それからというもの、ヴァン・ヘイレンとJUMPに触れるたびに、その時のことを想って、ドキドキというか変な気持ちになるようになってしまった。笑
「DNAとか、神経回路とかって、本当にすごい影響がある。
気合、努力でも、超えられない壁は確実にある。」
これを、この時初めて痛感したわけ。
私はかなり能力の偏りがあるタイプで、他にもできないことは実際たくさんあるんだけど、エレクトーンでJUMPを弾くシチュエーションでは、（ちゃんと弾けることを良しとする尺度なら）顕著に劣っていたんだよね。笑
それから、根性論も大事だけど同時に
「このDNAを持ってどうするか？」
という発想に変わった。
私なんて、今こんな文章書くし、営業も教えるし、ライティング得意だけど、元々は言葉になんて１ミリも興味がなかったように、訓練と意識次第で、相当変わるものもある。
けれど、持って生まれたDNA自体は、後天的には変わらない。
DNAと根本的な思考パターンかな。シナプス、神経回路、神経伝達物質の発信と受信器の感度とかの問題は、訓練や意識でなんとかならない領域なのよ。
だから、自己の性質、能力を持って、どう手を加え（どの能力か、自分ができるトレーニング方法など）、何を捨てて、何を活かし、どこで自己の能力を発揮すべきかを考える必要があるんだよね。
JUMPがなかったら、もっと年齢を重ねるまで、全てのことは気合と根性と訓練で乗り切れると信じていたと思う。
だから、変な話、VAN HALENは、めっちゃ私にとって人生を変える一つのきっかけをくれた人なのよね。
最近、好きなアーティストが結構、亡くなってしまう。
（私が10代で傾倒してた人が、皆、現在の40〜50代で、その人たちの音楽以上に、その人たちのルーツを探ろうとした音楽を漁っていたため、その上の上の年代の方々は皆、いい年になってしまった。笑）
「これはいかん」ということで、新規開拓をまた始めようと、最近はいろいろな音楽を物色するようになりました。最近はRise Againstってバンド(レイジではない笑)と、Ed Sheeranが好きで💓
仕事で本気を出す時は、BGMを一切なくす体質も変えていきたいし、毎日模索の日々ですが、
「このDNAを持って、どうするか」
という発想で生きていくのは大切。だから、マインド系プログラムでは、自分の性質を客観的に見つめるワークとか、必ずやるんだよね。
DNAの壁は、最終的に超えられないの知ってるから。笑
だから、そもそもDNAの壁を超える必要がない形で勝負をして、生きていけばいいのよ☺️💓
今日も美しく、強くご機嫌に！
Art Your Life！
Just go on this way！
ポチップ
