一言の破壊力を極限に引き上げる3つの方法〜「君の知らない物語」で号泣した話〜

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「結局、大事なのって “一言” でしょ？」

「あれもこれも言いたい！」
「伝えたいことが溢れて溢れて…」
「一言でなんて言えないよ…」
とはいえ、音楽も文章も

「たった一言が強烈なこと」がとにかく大切です。

だって、皆読んでないから。
皆、スマホとかで、あなたの言葉をスクロール途中に一瞬眺めているだけだから。

先日、カフェで仕事をしている時に
『君の知らない物語』という曲が流れてきました。

アニメ「化物語」のエンディングテーマで
世の中的には有名な曲らしいけれど

私はほぼ知らない曲だったのに
急にカフェで泣き出してごめんなさい。笑

なので、今回は

／
一言の破壊力！を
極限まで引き上げるための3つの方法
＼

について話します！

「一言の破壊力」で、人はノックダウンされる

「一言の破壊力」は、情報発信をする人、文章を書く人、本を書く人
言葉を使う人は皆、意識することで「言葉が伝わる人」になれます。
（もちろん音楽を作る人も。）

あなたの文章を眺めているだけで、特に読んでいない。
あなたの音楽は流れているだけで、特に聞いていない。

でも、たった一言が、強烈に心に響いたら
もう「あなたを見つめないわけにいかなくなる」のです。
（一目惚れ、ドッキュンですよ！）

嫌いな人は誰よりもヒントをくれる

本を読むのが嫌いな人は大概
「最後まで読めないー」
「長いー」
「文章読むの遅いし嫌いー」
と嫌いな理由を言います。

（ちなみに、以前は私も最高1日30冊本を読んだので
　多読にもなれますが、「本が大好きか？」と言われると
「わからない」です。笑　言葉は好きだけれど！）

「本嫌い」な彼らが教えてくれるのは
「ダラダラ書いてある文章ほど、つまらないものはない」ってことです。

これって、本嫌いの人だけが思うわけじゃない。

誰だって、次々とページをめくりたくなる本が好きで
誰だって、インパクトのある言葉がいっぱいな文章の方が好きですから。

（エッセイや、有名な作家はこの限りではないです）

最高級ステーキと同じボリュームのお肉が前菜にあったら

前菜ステーキ
アラカルトステーキ
メインステーキ
締めステーキ
デザートステーキ

なんて料理は誰も好みません。

でも、メインの最高級ステーキは
紙皿に乗せて出しちゃいけない。

一言のインパクトは
もちろん、その一言自体何かが重要だけれど
その一言以外の部分で決まると言っても過言ではありません。

ということで、次に一言の破壊力を上げる3つの方法をご紹介します。

一言を際立たせる、3つの方法

具体的に、一言の破壊力を最大限引き出すための方法は3つ。

1、言葉の鋭さを磨き上げる作戦

１つ目は「極限まで一つ一つ全ての言葉を尖らせる」という方法です。

言葉には「強い」「弱い」があります。

例えば
「絶対に」「最高」「異常に楽しい」などは強い言葉。
「なんとなく」「かなと思う」「できれば」などは弱い言葉。

元々言葉が強い人は、特に意識しなくても強い文章になります。

その人独特のノリというか、生き方、リズムが文章に乗り移る感じですね。

自己啓発やビジネス書など、実用書系の文章を書く人は、「言葉の強さ」「言葉が尖っているか？」を意識した方が良いです。

色濃い、鋭い、印象的な言葉を、随所に散りばめることで
相手の心を動かしたり、行動を促したりできます。

2、繰り返し繰り返し作戦

2つ目は、何度も何度も印象的なフレーズを繰り返すこと。

覚えやすい、短い「決まり文句」を何度も入れることです。

音楽では「ミュージックワーム」と呼ぶのですが
同じフレーズ（サビが4回同じものの繰り返しなど）が
何度も繰り返されると、人は気持ち良くなってしまいます。笑

ギターなら「リフ」
バッハなどのピアノ曲なら「テーマ」ですね。
しつこさがたまらなくて、頭に残って、気付いたら好きになっちゃう！

3、地雷大爆発作戦

3つ目は、「抑えて抑えて抑えて
地雷を埋め込みまくって最後の最後に全てを一気に大爆発をさせる」方法。

物語やエッセイ系の文章を書く人は、なんとなくわかると思います。

もちろんその抑えている部分でも、センスをちらつかせることは大事だけれど

破壊力のある言葉
インパクトの強い言葉
ほんの少し、でも強烈に！

ただ、そこに向かって、読者の意識を極限まで集中させるように、仕上げていくことが大事で、言葉以上にストーリーに依存するという点で、言葉だけで何とかするのでは難しいため、上級者向けの方法になります。

 

 

どれを選ぶか、どう組み合わせるかは
あなたのスタイル次第です。

生きた文章を書こう！

私自身、本や発信について、指導する機会が多いのですが、「文章力をつける」はじっくり時間をかけて行うもの、一朝一夕ではなかなか変わらないものでもあります。

でも、この「一言の破壊力」理論を伝え、一部だけ直してあげたりすると

「一気にその文章が生き生きします！」
（そして、生き生きし出したことは、元々書いた本人も肌で感じられます。）

つまり、不思議なことに、

元々「生き生きした文章」に対する感性は、あなたにも備わっていて、それを自分で表現するのが上手な人と、まだ苦手な人がいるだけなのです。

「神は細部に宿る」と言いますが、「この一言」という外せない一言に異常なくらいこだわることは、とても大事！

発信をする人、想いを伝えたい人、文章を書く人、もっと言えば文章でなく話をする際も
普段からぜひ、「一言の破壊力」を意識してみてくださいね！

「おかしいよね」って反則だよ…

ちなみに、冒頭に書いた
「君の知らない物語」を聞いて
大号泣してしまった一言について
ついでにお話しします。

♪
どうしたい？　言ってごらん
心の声がする
君の隣がいい　真実はいつも残酷だ

言わなかった
言えなかった
二度と戻れない

あの夏の日
きらめく星

今でも思い出せるよ
笑った顔も
怒った顔も
大好きでした

おかしいよね

わかってたのに
君の知らない
私だけの秘密♪

・
・
・
「おかしいよね」
だけで私は泣けました。

本当、おかしいよ！
好きだって気持ちが消えない悔しさ
言えない切なさ
絶対言えないけど
こんなのっておかしいよ！！！って私も叫びたかったね。
（ごめん、友だちいなかったんで
実際にそんな夏の日を過ごしたことないんだけどね。）

「シンプルな言葉が、一瞬で心を捉える。」

そんな言葉をこれからも紡いでいきたいものです。

あなたには、心にズドーンと来て、完全ノックアウトされちゃった言葉はありますか？
良い発信は、まず良い発信を見ることから！

ぜひ、「あの言葉印象的！」というフレーズを見つけてみてくださいね！

以上、

／
一言の破壊力！を
極限まで引き上げるための3つの方法
＼

でした！

今日も美しく、強く、ご機嫌に！


Art Your Life！
Just go on this way！


ここまで読んでくださって、ありがとうございます！

　　　　
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