『「言葉」で人生を変える超実践メソッド いつもご機嫌でいられる人のモノの言い方大全』(大和出版) Amazon3冠!心理・投資・その他ビジネス リブロ大宮総合ランキング1位 三省堂書店有楽町店ビジネスランキング5位 お金に10倍愛される 知識・スキル・哲学を身につける 出版社ノーベル書店代表
麻生さいかです
あ〜ぁ、未来がわかれば良いのにな
生きていると、人生の選択に迷うことって
たくさんありますよね。
今日のお昼におにぎりを食べようか
サンドイッチにしようか
この電車のルートで行こうか
違うルートで行こうか
Aの仕事につくか
Bの仕事につくか
会社勤めを続けるか
会社を辞めて起業するか
気軽な選択から
将来を決めるようなことまで
私たちはいつも
見えない未来に思いを馳せながら
瞬間芸のような現在の選択を迫られている。
最終的にはいつだって
「選んだものを正解にする」が持論ではありますが
・この選択をしたらこうなる
・この先にはこんな未来が待っている
という未来を事前に知れたら良いのにな
と願い続けて1万回。
全然わからないまま今日を迎えています。
なぜ未来を見たいのか
世界には、未来が見えるという人がたまにいます。
占い師しかり、預言者しかり。
確かに、この世にはいろいろな「見える人」が存在します。
例えば、オーラの色が見えたり、イルカと同じ周波数の音が聞こえたり(視覚的、聴覚的にというより、その存在を認識・知覚するということかと思いますが)、1079年前の6月4日は何曜日だったかを一瞬で当てられるとか。
共感覚や普通の人が持っていない知覚能力として「未来が見える」もあるかもしれないと思います。知らんけど。
「未来が見えたらいいのに!」
多くの人がこう思う理由は
確実に良い未来を選択したいから
より素敵な人生につながるように日々を歩みたいから
ではないでしょうか?
まあ誰にとって良いのか
誰にとって素敵なのかというのは考えものですが
あとよく、そういう未来を見通すとかスピリチュアルな能力は
私利私欲のために使えないとかいうけど
もしも未来が見えることで人生を良くできるおかげで
私が幸せで、機嫌が良ければ
やる気が出て、周りも幸せになって欲しいなと思えて
この世界をもっともっと良くしてあげるのに尽くすんだから
私利私欲じゃないし、立派な社会貢献ですよ。
それこそ、未来を見て、宝くじを当てて
全額寄付すれば良いじゃない。
こんな高尚なことを考えているのに(?)
全く未来が見えない。
全然わからない。
1秒先に何が起こるかさえわからない。
能力者に憧れつつも、立ち尽くす凡人村人A。
【見えないものは、見る必要がないもの】
ただある日、調べ物をしていたときに偶然出会った一言で
考えが大きく変わりました。それが
見えないものは、見る必要のないもの
という言葉。
今まで見えないことが残念で
見えたら良かったのにと悔しかったのですが
この言葉に出会って
ふと振り返ってみたのです。
確かに
「見たい見たい見たい」
と思っているけれど
そもそも未来は
「見るべきもの」
なのだろうか?
2つの未来の見え方
もしも未来が見えたなら?
こう仮定して、2つの可能性を探ってみたいと思います。
1、変えられない未来が見える場合
2、変えられる(変わる)未来が見える場合
「1、変えられない未来が見える場合」は、未来は見えるけれど、その未来は確定的なもので自分には一切変えられないということ。
「2、変えられる(変わる)未来が見える場合」は、見えた未来に対して、何か対処するための行動をしたら、その見えた未来じゃない未来にすることができるということ。
1、変えられない未来が見える場合
もしも全く変えられない未来が見えるとしたら?
どんなに意識しても、見えた通りに怪我をして
どんなに努力しても、見えた通りに誰かを傷つけ
どんなに頑張っても、見えた未来通り暴言を吐き、悲しい結末がある…
だとしたら、あなたは未来を
先に知りたいと思うでしょうか?
こんなひどいことが起きるんだなあ
と思ってひどいことが起きて
こんな良いことが起こるんだろうな
と思って良いことが起こる。
未来を変えられないとしたら、先に知りたいだろうか。
変えられない未来が見えていたら、むしろ
楽しみが減り、不安は増し、憂鬱かもしれない
と思う人もいると思います。
2、変えられる(変わる)未来が見える場合
もしも、変えられる未来が見えたとしたらいかがでしょう?
きっと、見えた未来を見据えて、その見えたものよりも
より良い方向に行くように意識し、努力し、行動するでしょうね。
でも、もし
自分の行動がどう波及するかまで含めて
本当に未来が全て見えてしまったらどうでしょう?
現在だけを見ていても
誰も傷つけないようにしようとしても、傷つけてしまうことがあり
より良い状態になるように努力をしても、裏目に出ることがあるわけで。
今しか見えていないにも関わらず
相手よりも自分の得を優先させたいという衝動に駆られがちで
共同体なんだから皆でより良くなろうと捉えなくちゃと意識して
あれこれ悩みながら生きているのに。
そこにさらなる時間軸が加わって
どうなるかが全てわかってしまうとしたら?
今日のお昼にコンビニでおにぎりを買ったら
将来めっちゃ好みの相手と付き合えて
今日のお昼を抜かしてカフェに入ったら
将来その人とは付き合えない上にその人は結構苦労することになるけど
自分には大きな仕事のオファーが舞い込む
みたいに刻一刻と変わり続ける未来が見えて
自分に選択の自由があり続けるとしたら。
「だったらこうしたらどう?」
「ああ、微妙。ならば、こうしたらどう?」
「うーん、これならさっきの方がまだ良かった」
「え?もうあの道には戻れない?でもさっきより良いのじゃないと嫌だ。」
とか無限に試行錯誤したい。どうでも良いことまで気になる。
あれもこれもあれもこれも、変わり続ける未来と現実が次々と押し寄せてくる感じ。
現在と未来と良いこと悪いことが入り混じって大混乱で
もはや何をすれば良いかわからなくなって思考はショート。
結局、何をして良いかわからず
引きこもりになってしまいそうです。
未来が見えることの意義は?
「大事な出来事だけ見える」
という人もいます。
もちろん私も見えたら良いなと思うけれど
その未来が変えられないならば?
3日後に2度と会えなくなるとしても
今から3日後まで一切行動を変えられないならば?
逆に、自分の力で未来を変えられるとしたら?
つまりはその未来が、勝手に誰かの力で変えられてしまうこともあるとしたら?
わざわざ、見たいですか?
私はね、過去と現在だけでもいっぱいいっぱいです。
散々色々考えた結果
未来を見据えて生きていく器、キャパシティは今のところないと打ちひしがれました。
未来が見えても、結局何も変えられないと言い切れる理由
そもそもの話、未来のことを、将来を一切考えずに生きているのは
刹那主義、享楽主義(快楽主義)の人だけでしょう。
ほとんどの人はいつも
より良い未来のためにと考えて努力し、行動をしています。
でも、未来を見る能力なんてなくたって、実際は
たくさんわかっていることがあると思うんです。
例えば
今のままだと
試験に受からないとか
今の行動を起こさなければ
あの人とは仲良くなれないとか
今努力をしなければ
将来は色々苦労するとか。
でも、やらない。
でも、結局やらない。
つまり私たちは
十分に見通せる範囲の未来に対してさえも
自分の出来得る最大限の努力、最高の選択をしていない
んですよね。
私たちに足りないのは
未来を見通す力じゃない。
今、行動を変えて
現在を変える力なんじゃないかと。
行動の仕方がわからない。
どう行動を変えるかわからない。
何をすれば良いかわからない。
今の延長線上にある「未来が見えても、何もできない」をやめて
「未来が見えなくても、未来のためにやるべきこと」
を、今、始めたらいかがでしょうか?
未来を見るより、今を変えよう
未来はね、いつだって可能性に溢れています。
そして、未来が見えていようが、見えてなかろうが
私たちにはものすごい能力があるのです。
それが
(生物的に、そもそも自由意志があるかというのは別の話として)
意識をして、意志を持って
今の現実を変える力。
思考する力であり、行動をする力
こんなものすごい宝物を持っているのですよね。
もう、十分じゃない?
この力と、まだ今後も生きていく時間がほんの少しでもあれば
私たちは可能性を広げ続けられる
願いを叶え続けられるんです。
何度挫折しても、思った通りにいかなくても、どんな状況であろうと
未来はわからない、誰にもわからない。
世界や未来がどんな現実を提示してきたとしても
心の自由、自分の幸せは、自分以外の誰にも決めさせてはダメよ。
だから
ただひたすらに
今を素晴らしく生きていきましょう。
未来は「今」を積み重ねた先に
常に、最高の形で、生み出されゆくものだと信じて。
今日も美しく、強く、ご機嫌に!
Art Your Life!
Just go on this way!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
『「言葉」で人生を変える超実践メソッド
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