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麻生さいかです
明日を生きるための言葉
取り留めのない日記の続きに
あなたは、自分を抱きしめてくれる言葉に出会ったことがありますか?
小学生の頃、母に「日記でも書いたら?」と言われ(性格は明るいけれど、自分の中に溜め込むタイプだと見抜いていたのでしょう)、日記を毎日なんとなく書くようになりました。
その日あった出来事を書くだけで、終わる日は少ない。
なぜかというと、書き進める中で
「ああでもないこうでもない、だったらこうなのかいやそうではない…」
と取り留めなくそして関係ない方向に、思考が流れていくからです。
毎日を書く中で、一番好きなのは、最後の最後
締めの一言
を書く瞬間でした。
書き始めとは全く違う結論
書き始めとは全く関係ない気づき
その言葉に出会うのが楽しくて楽しくて、毎日、日記を書きました。
大学の時は匿名ブログを1日3本など書きました。
出だしと全く関係ないけど、唐突に降りてくるの締め一言は
積もり積もって、私という人を作ってくれました。
自分の文章を読むのをやめた理由
いつからでしょうね。
忙しさにかまけて、というより「書いている=暇である」と職場で思われる恐怖と、「君の文章は気持ち悪い」と言われたのがきっかけか
書くことから距離を取るようにになりました。
心の中の葛藤も紆余曲折も全て無意味なものになり、最後の結論部分だけを偉そうに語る人の真似をして、対外的に語れる成果と実績がドコドコと積み重なる中で
何も生み出さない、何も生み出せない
でもそんなことを悲しいとは1ミリも思わず、ごくごく普通の何も問題ない顔で、時は流れていきました。
ある時、書いた文章を褒められ、「文章を書くのが上手なさいかちゃん」と評価されたので、文章に関する学びと価値のあるノウハウを綴り、有益そうなタイトルをあれこれ並べて発信を始めたところ、ほいほいと仕事になりました。
その頃からかな。
自分の文章は全く読まなくなったのは。
アクセスが増えても、いいねがついても、心の底からどうでも良かった。どれこれも、取るに足らなかった。
「人の役に立てれば嬉しい」
そんなのって本当だろうか?
人の役に立っても、嫌いなものは嫌い。
人の役に立たなくても、好きなものは好き。
それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
別に、自分が書かなくて良いこと
私は元々、言葉の可能性を信じていました。
書くことは、自分の心をどんどん解放してくれて、違う世界に連れて行ってくれて、思いもつかないことを教えてくれる。
言葉が自分を超えて見せてくれる世界に、誰よりも魅了されていたのは自分自身でした。
あからさまにわかりやすく役に立ちそうな有益な文章を書いて、評価されることは確かにビジネス的には成功に近づく方法かもしれない。
でも、それならそんな有益なことを体系化してくれてる誰かの本を読めば良い。
私だって本当は、その人の本を読むので十分なのだから。
明日を生きるための言葉
毎日の出来事やそこで感じたどうでも良いことを書き綴った大量の文章。
最後に最後、私を超えて綴られた
キラキラした締めの一言
は、確かに私に語りかけてくれていました。
迷っていても、ダメさが露呈しても
その日も次の日もまたその次の日も
その言葉は私を抱きしめてくれました。
他の誰も気にしてくれなくても
その言葉は私を抱きしめてくれました。
どうでも良い一言だったかもしれない。
誰の役にも立たなかったかもしれない。
そうかもしれない、そうかもしれないね。
でも私にとって、大切な大切なその時しか言えない言葉は
少なくとも私には意味があったの。
気持ち悪くたって全然良かったんです。
いつまでも抱きしめたくなる言葉は、あなたを抱きしめてくれる言葉。
時を超えて、あなたを守ってくれる
明日を生きるための親友なのです。
追伸:作家石井裕之さんのライティングワークショップに行ってきました
実は先日、作家の石井裕之さんのライティングのワークショップに行ってきたのです。
この文章は、その時の石井さんのお話に触発されて書いてみました。
ベストセラー著書は『「心のブレーキ」の外し方』『ダメな自分を救う本』などなど…
↓これが一番人気かな?
↓私はこれも好き
「ワーク中にポーズするな」と注意されるほどガッツリポーズをしてしまう図。左手の折りたたまれ具合がなんか面白い。
ドラマーの人がいたので、ピアノの私も自分ごとのようにふんふんと聞く。
とっても勉強になりました。ライティングといっても、ただ文章法的なテクニックに終始しない石井さんの考え方が学びになります。
帰りに駅が同じだった皆様が、著書をその場で購入してくださいました。ありがとうございます!少しでもお役に立てたら良いな!
私自身、ライティングに関しては相当勉強していきているので、ほとんどの人よりも知識があると思うのですが笑、石井さんのライティングワークショップは、ライティングだけど、ライティングの域を超えていました。文章は文章を超えて自分になるもの。強烈に、最高に楽しかったです。
P.S.明確な目的がないからこそ、見出せる意味へと
ありがたいことに、昨年、初めて商業出版で本を出すことができました。活動や仕事に変化はありましたが、ぶっちゃけ「本を出す」ことに重大で明確な目的がなかった気がします。(もちろん、いろいろな理由で出したかったんですけどね。よく「仕事の売り上げを上げるために出す」みたいなのがありますが、私はそういうのがほぼなかったので)。とはいえ、本の内容はとても良いと思うんですけどね(自画自賛)
最近じわじわと、本を出した意味を見出せてきている気がします。石井さんとも、そんなお話やご相談もさせて頂き、アドバイスも頂き感謝です。
これからも、しっかりと誰かに届く、そして響く作品を、本でも言葉でも音楽でも生み出していきたいな。
今日も美しく、強く、ご機嫌に!
Art Your Life!
Just go on this way!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
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