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出版社ノーベル書店代表
麻生さいかです



読む=見る+理解する

春はあけぼの。
文字は見るもの。
だから、言葉も見るもの。

「言葉は見るもの!」と言われても、あなたは「いやいや、言葉は読むものだ!」と思うかもしれません。
実際、「読書」という言葉にある通り、文字は「読むもの」でもあります。

しかし、「読む」は一つの要素からできた言葉ではありません。

読むには2つの段階があるのです。

「1、見る」ー資格として、文字情報を認識する
「2、理解する」ー視覚から得た文字情報から、意味を理解する

この2段階ができて初めて、「読める」のです。

つまり、「読む」の前に、「見る」があります。
視覚的に、文字情報を整理できなければ、言葉の知識がいくらあろうが「読めない」のです。

読んでるようで、読んでない

文字は、読むものの前に「見るもの」です。

インターネットによって情報社会は加速、文字に触れる機会は実は以前よりも増えました。
カリフォルニア大学サンディエゴ校のRoger E. Bohn氏とJames E. Short氏が2009年12月に発表した論文によれば、「テレビの普及によって文字を読む機会は減っていたが、インターネットでの情報収集が圧倒的に好まれるようになり、1980〜2008年に『読む量』は3倍に増えた」とのこと。
現代は空前の「書き言葉の時代」なのです。

一方、北米の情報サイト『Search Engine Journal』のコラム「視覚によるストーリーテリング」(原題:Visual Storytelling: Why Data Visualization is a Content Marketing Fairytale)によると、「平均的な読者は1ページの単語総数のうち28%しか読んでいない。文章にすると、2~3行程度。」というデータがあります。

つまり、ほとんどの人は「大量の文字には触れているが、ちゃんとは読んでない」状態なのです。

言葉は、見た目が9割

言葉が全て「見るもの」とするのは、話して聞く言葉などもあるので語弊がありますが、書いてある文字(文字列表現)というのは一つの「視覚表現」です。脳では、一つの記号(文字のかたまり)として認知、意味を理解されます。

例えば、「速読は見るもの」です。
一般社団法人「日本速脳速読協会」によれば、『文章をかたまりで瞬間的に視野に入れ同時に内容を理解する( =視読)』とされます。基本的に言語は左脳に関係すると言われますが、速読においては「右脳」の直感力的な視覚認知が大切になります。

このような言葉の視覚的認知は、何も速読が得意な人しかやっていないのではありません。
誰もが「見た目の印象」で言葉を理解するので、

・手書きの漢字の細かい部分が間違えていても、問題なく読める
・デジタル機器の発達で、いざ書こうとしたら「どんな字だったかな?」は日常茶飯事
・漢字が続くと、内容が平易でも「読みにくい」と感じる
・同じ音声でも、「きんきん」と「キンキン」では、後者はとても音が響いている印象がある

などが起こるのです。

私たちは、誰に教えられたわけでもなく、言葉を「視覚的記号」として認知しているのです。

余談ですが、私も一日30冊の本を読んでいた時は、相当速読を駆使していました。
というより、「読みたい」という気持ちが強過ぎて、自然と速読ができるようになっており、速読教室に体験で行った時に「ほぼできているから、必要ないかも」と言われました。
ただ、今は、乱読で大量の本を読むことはなくなりました。
「本の選び方」についても、また今度書きますね。

読みにくい、読みやすいの違い

さて、パッと見た時に「読みにくい」と感じる文章と「読みやすい」と感じる文章。
具体的には、何が違うのでしょうか?

1、漢字が多い
2、ひらがなだらけ
3、カタカナが多い

つまり、読みにくい文章は、文字のバランスが悪いもの です。

1、漢字が多い

常用で使える漢字だとしても、漢字を多用すると、文章は非常に読みにくくなります。

「社長は、必ず成功出来る様に、彼に充分な準備を行う事を指示した。」

「社長は、必ず成功できるように、彼に充分な準備を行うことを指示した。」

と書いてあったら、前者はとても読みにくいですよね。

校閲の用語で「ひらく」と言うのですが、一般的に漢字にしないで平仮名で書くべきとされる言葉があります。(実は、かなり多いです。)
ただ、ブランディング、その人のキャラクター、ターゲットとしているお客様像によって、「どの言葉を漢字にするか」はいくらか変わりますので、「ひらくべき言葉」を知った上で、一概に全て「ひらく」べきだとは、私は思っていないです。

2、ひらがなだらけ

上とは逆で、平仮名の多い文章も、とても読みにくいです。

「社長は、必ず成功できるように、彼に充分な準備を行うことを指示した。」

「社長は、かならず成功できるように、かれにじゅうぶんな準備をおこなうことを指示した。」

後者は、「かれにじゅうぶんな」あたりで、読めなくなってくると思います。
上で、言葉は視覚的表現と書きましたが、漢字がなく平仮名が続くと、「視覚的な言葉のかたまり」が見えなくなってしまうのです。

今一般的に売られている本(外国語の本の和訳ではなく、日本語で元々書かれている本)は、平仮名になっている言葉がかなり多いです。これも、ターゲット設定で変わってくるものではありますが、「平仮名が多すぎると、逆に読めない」 というのも覚えておきましょう。

3、カタカナが多い

「カタカナばっかり使って、カッコつけやがって」と言いますが、カタカナは長いと本当に読みにくいです。
というより、読んでいない人が多いです。

カタカナの言葉は、外来語のためにカタカナで表記されますが、今は英語などの言語の、(日本語にはぴったり該当する言葉がないために)ある特定の単語のニュアンスを使いたいからと、外来語、カタカナを用いるケースがよくあります。
英語に詳しい人、カタカナで書かれていても、元々の英語の単語を知っている人は、間違えることなく読めますが、そうでなければ、基本的に長いものは読み飛ばされると思った方が良いです。

「このプロジェクトは2つ目のマイルストーンに到達したばかりだが、各社のリーダーが、イニシアチブをとって、サスティナブルでインタラクティブなシステムのインフラの整備をするというA連合のポートフォリオに従い進めると、コンセンサスを得た。」

うん、読めない。皆、いちいち意味を調べないので、理解してくれない。

読みやすさ=表記のバランス

ここまで、読んで「漢字が多くてもダメ、ひらがなが多くてもダメ、カタカナが多くてもダメって、結局全部ダメじゃん!」と思った方。
素晴らしいポイントに気付いています。

問題は、「バランス」をどう取るかなのです。
「視覚的な、かたまり」として捉えられる表記のポイントは、バランスです。

漢字、ひらがな、カタカナ、そして「何の意味もなくとも、説得力が増す”数字”」をバランスよく散りばめるのです。

インパクトは「見た目」で作る

例えば、本のタイトルは見た目がめちゃくちゃ大事です。

書店で、Amazonで、タイトルをいちいち隅から隅まで読む人はいません。
おそらく、0.3秒くらいしか目に触れないでしょう。
そのため、その一瞬で、「見える」「視覚的なかたまりとして、意味がわかる」ようなタイトルにしなくてはいけません。

一瞬で「読めない」タイトルは、基本的に失敗 なのです。
(ブランディングや、わざと読ませない、難しいけれどちゃんと読んでくれるような人だけをターゲットとするならありです。)

一瞬で見えた中に、ターゲットの興味を「あっ!」と引く言葉があることが重要です。
人の脳には、自分に関係するものしか見えません。(脳の情報の取捨選択能力はものすごいです)
だから、一瞬で「見える」「意味がわかる」「自分に関係あると思える」という3つのが叶うようなタイトルを考えましょう。

鉄板としては、漢字、ひらがな、カタカナ、数字をバランス良くいれる事を意識! です。

ちなみに、私が、先ほど本棚を眺めていて、王道ではないけれど、非常に良くできたタイトルだなと思ったのは、

『へんないきもの』

という本です。もう、この一言で、ものすごいインパクトですよね。これは、本気出してる。

「言葉は見るもの」を意識して、読みやすい文章を紡ごう

読みやすい文章、視覚的表現としての言葉についてわかったら、あとは実践です!

ブログ、SNSの発信、メール、LINE、業務報告からプライベートまで、発信する瞬間に毎回意識をすれば、1日でも相当な回数「見る言葉」を意識できます。

大事なのは、「普段から意識すること」
読みやすいと思われるようになって嬉しいのはもちろん、
言葉の微差に対する感性が育てることにもつながりますよ!



今日も美しく、強く、ご機嫌に!


Art Your Life!
Just go on this way!


ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

    
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