原田翔太『絶対領域ー自分を生きるということー』書籍レビュー

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【どうしようもなくて、バカで、臆病で、虐げられてきたあなたへ】

ぬるま湯に浸かりながらでも
何となく生きていける現代に
徐々に徐々に首を絞められている

鋭い感性を持っていると
どんどん生きづらくなるこの世界
（と私は思う。鈍くなるのは自己防衛じゃないか）

それでも

諦めちゃダメ！
諦めたらそこで終わりだ！

とガツンとハンマーで殴って
励ましてくれる
原田さんの言葉の数々！

生きてるだけでしんどいこの世界に
なぜ執着しているのか

「やりたいことをやって死ぬ」

それ以外にやることなんてないはずなのに

「正々堂々と好きなことを好きだと言う」

人を見て、過去を見て、未来を見て
自分の想いを軽視して

私たちはいつの間に勇気を失い
骨抜きにされてしまったのだろう

「諸君狂いたまえ」吉田松陰

あなたの中の狂気を開放しよう！

机の前に座って
自分を見つめるという行為は
鏡の中の自分という虚像に
あれこれ尋ねるようなもの

世界を感じながら生き抜いているのは

日々傷つきボロボロになりながらも

時に笑い時に泣く
現実に晒されてどうしようもない
鏡の前の実像の自分の方なのだ

「本当に秀でた人たちは、アンバランスを生み出し、それを飲み込んで統合し、より大きなバランスを生み出す」

絶望しながら
自分を壊し続けた先にしか
本当に掴みたい未来はない

「破壊と創造のとめどないせめぎ合いこそが、
人類の営みそのもの」

「月に手を伸ばせってのが俺の信条だ。
例え届かなくても。」
ジョー・ストラマー

社会で生きていく中で
飼い慣らされた熱さを
思い出すor込み上げる一冊です！

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さて、そんな最高にロックな本を書かれた
原田さんとの出会いは5年前

初めてお会いしたのは
HARASHOWバンドで
ピアノを弾かせて頂いた時で

その後レコーディングにも
参加させて頂きました

原田さんの芸術的感性
センスやこだわりの強さは素晴らしく

「こんなイメージなんだよ」
「もっとキラキラできない？」

と言うイメージを聞き
ピアノの音に落とし込みその場で奏で
音と感性の戯れをしたのを覚えています

長倉チルドレンンの私は
お仕事でスタッフもさせて頂いて

色々と無茶振りされたり
記憶に残る限り
一番酷かった飲み会は原田さんとご一緒したあの日
といっても、今となっては良い思い出

昨年末、久々にお会いした時に

「原田さんって、もう一周されてるでしょ？
そういう目をしてるなと思ってて。
先日Twitterみて確信しました」

と言ったら

「お前がわかってるのもわかってるよ」

と言われて、すごく嬉しかったのも覚えてる

あぁ…この人はそれでも
この現実世界に執着し
孤独と戦いながら生きてるんだ

どうしようもない気持ちと日々戦いながら
きっとたまに
豆腐にかすがい…
とか思いながらも

「自分」という存在を世界にぶつけて
一生懸命生きてるんだ…

私も斜に構えたり、格好つけてる場合じゃない
まだまだ頑張ろうと思った

クラブハウス初日には
また久々に原田さんと話して

「頑張れよ！」

と言われたことをきっかけに
睡眠時間1時間でクラハに張り付いた

「沼ってる」
と皆に言われたけれど

楽しい、好き、嬉しい？
ぶっちゃけそんなの何もなかった。笑

色々なものを失ったけれど笑
その代わりに色々なものを得て
そしてまた一つ壁を超えた

「原田翔太」という生き方は
何度となく
私の背中を押してくれている

この本はきっと
日常でモヤっとしてるあなたの背中を
グイッと押してくれる

目を覚ましてもなお
絶望しかない世界でも

「お前ならまだまだやれる」
と肩を組んで
一歩踏み出させてくれる一冊

だから
絶対読んでね！！！！！

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ちなみに、原田さんと天才たちと戯れたクラブハウスルームのまとめはこちら！

今日も美しく、強く、ご機嫌に！


Art Your Life！
Just go on this way！


ここまで読んでくださって、ありがとうございます！

　　　　
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