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麻生さいかです
刺激が欲しい…のは、あなたじゃなくて遺伝子だから!
スリルが好き過ぎて、たまらない…
ホラー映画でドキドキしたい…
ジェットコースターで叫びたい…
フェスで歌いたい踊りたい…
繊細さんは「こういうの苦手…」と思うかもしれませんが、きっと刺激が苦手という人の方が多いと思いますが、中には、3度の飯より刺激が好きって人、たまにいますよね?
(私はホラー好きですけど、耐性訓練、反応研究とか、人間観察の一つかも。笑)
刺激が好きな人からしたら刺激のない時間ってつまらないし、刺激に敏感な人(繊細な人は敏感)は、ドラマや小説が苦手、というくらい刺激が苦手な人もいます。
将来の夢についても、穏やかに田舎の縁側でお茶飲むような隠居の生活に憧れる人と、世界中を飛び回り、刺激にあふれた生き方を求める人がいますよね。
両者は一体、何が違うんでしょうか?
今回は
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繊細な人が繊細な理由
科学的根拠
大事なのは「バランス」
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についてお話します。
(今回は、心理学としての「知識」のお話です。ライティング、発信について学びたい方は、「自分を知る」という意味で参考までに読んでもらったら良いかなと思います。)
ドーパミン感受性と、新奇性追求遺伝子
簡単に言うと「刺激を求める」、難しい言葉で言うと「新奇性の追求」ということで、実はそのままなのですが、新奇性追求遺伝子と呼ばれる遺伝子があります。
それが、今日の話しのポイントになる、人に気質を左右する、新奇性追求遺伝子こと”D4DR遺伝子”です。
D4DR遺伝子(新奇性追求遺伝子)は、ドーパミンに影響を及ぼします。
ドーパミンについては、あなたも聞いたことがあるかもしれませんね。
ドーパミンは神経伝達物質の一種で、やる気ホルモン「アドレナリン」の前駆体という変化する前のものです。作用としてはアドレナリンとも似ているのですが、快感や多幸感、意欲、興奮、運動調節に関連します。
このドーパミンに対する感受性が、刺激が大好きか、そうでもないかを決めているのです。
感度は長さで変わる!?
新奇性追求遺伝子のD4DR遺伝子の長さには実は長短があります。
この長短で人の気質が変わるのです。
そして、そこに関係するのが先ほど話したドーパミンです。
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強い刺激を求める人(HSS)は、D4DR遺伝子が長い(新奇性追求度高い)=ドーパミンに対する感受性が高くないです。よって、大量のドーパミンを求め、よりドーパミンを生産するために、スリルと恐怖を経験し快感を得ようとします。
一方、あまり強い刺激を求めない人 (HSP)はD4DR遺伝子が短い(新奇性追求度低い)=ドーパミンに対する感受性が高いです。このため、スリルやリスクは楽しさより不安を覚えてしまう。ゆったりの活動でもドーパミンを充分に得られるので、人生にスリル、刺激、ドキドキをそこまで求めない、ということになります。
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つまり、誰がなんと言おうと、後天的なものではなく
D4DR遺伝子が長いと外向型になりやすい。
D4DR遺伝子が短いと内向型になりやすい。
と、遺伝子によって気質は決まっているのです。
刺激は「あなたにとってちょうど良い」を見つければ良い
刺激が強いのが好きでも、刺激のない穏やかな日常が好きでも、ぶっちゃけ、どっちだって良いのです。
大切なのは「自分にとってちょうど良い刺激」を知っておくことです。
刺激が好きなのに、刺激のない毎日はつまらない。
だからこそ、わざわざトラブルを起こす人もいるし、刺激への感度が高いのに刺激だらけの環境に身を置いたら疲れたり、楽しいのに頑張り過ぎて鬱になってしまう人もいます。
特に繊細な人は「ついつい…」とズルズルしているうちに刺激過多になっていてある日バタンキューや、「もう引きこもる!」となる人がいます。
重要なのは、「自分でしっかりと良い程度」を見つけてあげることです。
あ、余談ですが、一般的に、外向型は刺激好き(HSS)、内向型は穏やかなのが好き(HSP)。ですが、実はHSS/HSPというその両極端を持っている、内向型なのに刺激好きというタイプもいるんですよね…
(私はそのタイプなので、冒頭に書いたようなホラー映画好きなのに引きこもりなんですよね。アクセルとブレーキを同時に全力で踏むタイプなので、ほんと大変だよ。笑)
ここまで
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繊細な人が繊細な理由
科学的根拠
大事なのは「バランス」
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ということでまとめます。
今回のまとめ
・新奇性追求遺伝子D4DR遺伝子によって気質は決まる。
・ポイントはドーパミン感受性
・D4DR遺伝子が長い=刺激を求める、D4DR遺伝子が短い=穏やかを好む
・大事なのは「自分にとってちょうど良い刺激の程度」を知っておくこと。
今日も美しく、強く、ご機嫌に!
Art Your Life!
Just go on this way!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
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