詩『かがみよかがみ』

かがみよかがみ

鏡よ鏡。
世界で1番美しいのはダレ私。

なんであなたに聞かなきゃいけないの？

私よ私。
答えてもらう気なんて
サラサラないわ。

普通にしてたら、10人中6位。
雰囲気まで合わせたら、10人中4位。

皆にとっての1位なんて、とうの昔に諦めた。

「可愛いですね」
人で溢れかえる交差点で声をかけてきた男の子。

申し訳ないけど、
たぶん私は10歳以上年上。

喜んでいいのか悲しんで良いのかわからないから、

「お兄さんはカッコいいですね。
可愛い方はほらたくさんいるから
あちらに声をかけた方が良いですよ」

とニコッと答えて、そそくさと仕事に向かう。

化粧のために上げた前髪、
まだピンで止めたままだった。

そんなところがまた可愛いでしょと思ってみるけど、
自分の姿を外から見たら、
きっとガッカリするんだろうな。

鏡よ鏡。
世界で1番美しいのはダレ私。

なんであなたに聞かなきゃいけないの？
なんであなたに決められなきゃいけないの？

私よ私。
教えてもらう気なんて
サラサラないわ。

創作のウラ側

ラジオ収録前に
渋谷のスクランブル交差点で久々にナンパをされたのがあまりに面白くて…
ついつい書いてしまいました。

その日のラジオやナンパの様子が気になる方は
よかったらこちらをご覧ください。

見た目が10割。似合うコーディネイトの選び方(著者海保麻里子さんとご一緒)〜ラジオ渋谷クロスFM出演「鳥羽明美のミラクル☆クルクル」に出演！

目次人は見た目が10 割だって言ってたよ、私がパーソナルカラー次第で、肌の色が違って見えるパーソナルカラー診断をしてみたい方は、こちらからどうぞパーソナルカ…

創作のウラ側２

今回この詩を書きたくなったのは、急に

「なぜ、白雪姫のお妃様は
　鏡に一番美しい人を聞いたんだろう？」

と思ったからです。

「鏡がどんだけ偉いの？」って言いたい。

しかも、鏡の方も
意地悪かもしれないけど
美しくいたいと一生懸命努力している
（だって、そんなに鏡を眺めてるくらいだからね）
お妃様の前で「白雪姫です」って答えるなんて……

意地悪なのはお妃様よりも鏡だよ！
お前が諸悪の根源だ！笑

つまり
白雪姫をりんごで、こ○したいと思うことになったのは
お妃様ではなく
そもそも無責任な「鏡のせいじゃないか！」と思いました。

しかも、お妃様だってドヤ顔で
「は？白雪姫の方が美しい？
　見る目がないのね、お役御免よ」
ってそんな鏡は捨ててしまえば良いのに。

ここまで書いて思ったのですが
この詩を書いた理由っておそらく

「外の評価なんか気にするな」
「自分の価値観で世界を捻じ曲げろ」
って言いたいのだと思います。

だって、自分を責めて、他人を攻撃したくなるくらいなら
他人を小馬鹿にして自分はご機嫌にいきた方がマシだから。笑

そして

どう頑張っても10人中4位だけど
私は楽しく生きられているので
幸せだなと思いました。

幸せ度は何位とか比べられませんからね。

そして幸せ度は比べられないと思えること自体が
何よりも幸せな性格である証拠なのでしょうね。
感謝。

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今日も美しく、強く、ご機嫌に！


Art Your Life！
Just go on this way！


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