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『「言葉」で人生を変える超実践メソッド

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知識・スキル・哲学を身につける

出版社ノーベル書店代表
麻生さいかです



想いを、相手の思考回路で伝える2ポイント

「伝えたい!」時、思いのままに衝動的に話したら、「??」という顔をされた経験はないかしら?

あなたの頭の中が、透明なガラスのように見えたらいいけど(逆に見えたら困るかしら笑)、残念ながらそうはいかない。あなたの情熱がいくらあっても、相手の思考回路や、相手の頭の中の想像して、イメージしながら構成しないと伝わらない。

言葉で伝える時に大切なのは、2つ。

1、組み合わせ
2、流れ


言葉自体は皆が使っているもの。普段使うワードだって似たり寄ったり。なのに、すごく伝わる文章と、よくわからない文章がある。これって、単語の問題ではないのよね。大事なのは、何をどう組み合わせるか、そしてどう流れを作るか。

言葉、文は並べ替えるもの

前提で頭において欲しいのは、あなたの思考回路と、相手の思考回路は違うということ。だから「並べ替えは必然」

思いつきで話すと伝わらないのは、流れができていないから。勘の良い人に話したら、「そういうことね」とわかってもらえるかもしれない。でも、ほとんどの人は、最初から順番に話を追うから、思いつきでポンポン伝えると、「結局、何を言いたいかわからない」になる。

流れは必然的に決まる

文章、言葉、要素の並べ替えることができる人って、とても強い。まさに、「伝わるための編集力」を持っている人のことね。

 

編集の過程では

・左脳で理解する
・右脳で直感的に大枠、流れを捉える
・そして、適宜配置する

が必要。

 

どんなにたくさんの本を読んでも、知識がバラバラになってしまう原因は、要素と要素を正しく結び付けたり、この「理解しつつ配置する」という応用思考ができないから。
配置して流れを作るときのポイントは、テーマ、最終的に伝えたいメッセージ。逆に、テーマ、伝えたいメッセージが決まれば、流れは大体決まるもの。

流れ作りの7つの手順

1、文章、知識、頭の中にあるあらゆる関連する要素を分解
2、どこに向かっていくかを決める(テーマ、目的、ゴール)
3、道のり、流れを決める
4、何の話がどの話につながるかを考える

5、足りない要素があれば、補足する
6、何をどこに配置するかイメージする
7、要素を組み合わせて、全体としての流れを作る

ザクッとこんな7ステップ。
もちろん、手順1の前に、その発信をすることによってどうなって欲しいという2の「テーマ、目的、ゴール、ワンメッセージ」を考えるから、並べ替えができるようになる。

編集は「編む」と「集める」。
要素を「集めて」「編み込む」イメージなの。

作詞作曲も編集だった

そもそも、人生で「編集なんて意識したことない」って方がほとんどだと思うし、正直「ちょっとよくわからない…」と思っているかもしれないけど、私も初めそうだったの。笑

じゃあ、私がどこで編集を習ったか(訓練したか)というと、実はシンガーソングライターとして作詞作曲していた時。当時から、「編集」をやっていたと、20年越しに気付いたから、今日書いているのね。笑

作詞をする時って、伝えたいメッセージがあって…例えるなら、「好き」と言わずに「好き」と感じてもらいたいと曲にするような感じなのよ。(こう書くとロマンチック!笑)

だから、少ない音の制限の中で、相手の頭にイメージ、メッセージをしっかり届けなければいけない。そのためには、言葉が足りない。というか、文字数が少ないから。笑

作詞の要素は、五感と時間

作詞という編集作業で、私が意識していたのは、「五感」と「時間」
五感がなぜ大事かというと、言葉だけで理解させるだけでなく、「視覚・聴覚・触覚・(嗅覚)(味覚)」を言葉で刺激してイメージを作ってもらえるから。

そして、「時間」はつまり、過去、現在、未来を伝えることで、ストーリーをイメージしてもらうの。

五感、時間の中で、「足りない要素がないか」
そして、聞き手が迷子にならないように、サビ、Aメロ、Bメロ、2番…と「要素を並べ替えて正しく流れを作る」
ことをすごく意識するのね。

まあ、誰もそんな歌詞なんか一生懸命聞いちゃいないんだけどさ…笑 作り手はいつだって、細部の細部にまで気を遣うし、それが結果的に、エネルギー的なものも相まって相手に伝わるようになるわけだから。

本も講演会もブログも作詞も…届けたいメッセージがあるものは全て同じ

本も講演会もブログも作詞もどんなものだって、「届けたいメッセージが伝わるように、要素を並べ替えて、流れを作る」作業って、形が変わるだけで本質は同じ。

・音楽
・セミナー
・講演会
・本
・ブログ…

人と話すときも、この編集思考があるだけで、すごく伝わりやすくなる。

そして、もし「伝えるには流れが重要なんだ」「ああ、なんか編集って面白いな」少しでも感じてもらえたら、この文章の目的は果たされます!

ではでは、相手に伝わる「書く・話す表現力」をこれからもさらに上げていきましょう!

まとめ

・言葉で伝える時に大切なのは、2つ。(1、組み合わせ2、流れ)
・何をどう組み合わせるか、どう流れを作るか。
・言葉、文章の並べ替えは必然
・編集の過程では、左脳で理解、右脳で直感的に大枠、流れを捉え、配置
・流れを作る編集7ステップ
1、文章、知識、頭の中にあるあらゆる関連する要素を分解
2、どこに向かっていくかを決める(テーマ、目的、ゴール)
3、道のり、流れを決める
4、何の話がどの話につながるかを考える
5、足りない要素があれば、補足する
6、何をどこに配置するかイメージする
7、要素を組み合わせて、全体としての流れを作る
・本も講演会もブログも作詞もどんなものだって、「届けたいメッセージが伝わるように、要素を並べ替えて、流れを作る」作業の本質は同じ。
・人と話すときも、編集思考があるだけで、伝わりやすい。


今日も美しく、強く、ご機嫌に!


Art Your Life!
Just go on this way!


ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

    
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