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『「言葉」で人生を変える超実践メソッド

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出版社ノーベル書店代表
麻生さいかです



謝られるのが嫌いなワケ

「ごめんなさい!」

なんて、あなたは

謝ったことがありますか?
そして
謝られたことがありますか?

ええ、私はたっくさん謝ったことも謝られたこともあります。
謝罪と言えば、全力で懺悔したいし、全力でスライディング土下座したいことが、人生にはたっくさんありました。

でもね、申し訳ないんだけど(先に謝っておくねw)

「謝られること」がとーーーっても嫌いなの。

だってさ、いくら言葉で謝ろうが、
心の中では一切謝ってないのがわかるから。爆笑

え?何を言ってるかわからない?
誠心誠意「ごめんなさい」って言ってる人に対して、失礼だって?

ならば、説明して差し上げましょう。

唯一、心が動く「謝罪」について

私はハッキリ言って、謝られても、何とも思いません。
「無」です。あるいは「ふーん、せこいな」と感じます。

例外はありますよ。例えばこんな時。

「数年前にこんなことをしちゃいました。最近、ふと思い返したら、とんでもないことをしてしまったと改めて気づいたんです。今更どうにもできないことはわかってます。でも、言わせてください……その節は本当にごめんなさい」

わかる。

過去の過ちって、どうしたってあるよね。
人間は間違える生き物だし。

成長したり、時が経ったりすると、自分の中での正解が変わったり、当時感じなかったことを感じたり、気付いたり。
ふと自分が知らなかった見えてなかったことがあったとわかることもあるよね。

その時はその時で、一生懸命やっていた。正しいと思ってた。
でも、「えええー?やばいやばい!あの時どんな気持ちにさせてしまったんだろう…申し訳ない、懺悔!」ってあるよね。

「ごめんなさい」…だから何ですか?

過去の過ちは仕方ないさ。
その時は分からなかったんだもの。

でも、よくある謝罪ってこれじゃないんですよね。

ナウ。
ナウオンタイム。
今この瞬間の「ごめんなさい」

「こんなことになっちゃって、ごめんね」
「こんなことしちゃって、ごめんね」
「こんなつもりじゃなかったのに、ごめんね」

……ええ、だから何ですか?
「大丈夫だよ〜」なんて許して欲しいんですか?

「こんなことになっちゃって本気で悪かった」
ともしも万が一本当に思っているなら

そんなヘンテコな謝罪をしている間に、
行動を変えてくれたら良いのにと思うんだけど、いかがですか?

「ごめんなさい」
なんて言葉はあってもなくても良いんですよ。

本当に、謝罪すべきことをしてしまってると思っているなら、即時リカバーしたら良いよね。

逆に言えば、言葉でいくら謝ったとしても、行動を変えないならば、

その謝るに値すると思われる行動を押し通したまま、リカバリーを即時でしようとしないということは、

自分が悪いとは正直思ってないよね?あなた。笑

あたい、間違ってないもんん!!!!

「私は間違ってない。」

「ごめんなさい」という言葉の裏から大声で心の声が聞こえますよ、本当。

滲み出てるよ、全身から。
「全然悪いと思ってない」空気。

「謝った方が良さそうだから謝るけど、私は悪くない」

だから、君は行動を変えないんだよね?

行動を変えないで、謝っている人を見ると、ダメ押しをされた気持ちになります。

ごめんなさいの裏はこれしかありませんから。
「謝らないといけない感じになってますけど、私、悪くないですよね!!!?」

誠実な「ごめんなさい」なんて存在しない

人からの謝罪は基本的に聞きたくない。
なぜなら、本当に悪いと思っているならば、
謝ることに伴うリカバリー行動はセットになるはずだから。

誠実さってね、言葉で「ごめんなさい」と謝ることじゃない。

むしろ、そんなのテキトーな謝罪なんてなくて良いのよ。

「あぁ、この人は一生懸命考えて、謝ってくれる誠実な人なんだ」
なんて、悪いけど1ミリも思わないわ。

大事なのは、
謝るという言葉ではなく、それを行為としてどう表現するか。

行為として表さないといけないと思うような謝罪の気持ちを持っていないなら、
表面上で適当に謝らないでよね。

謝罪を受け入れない私は、悪者ですか?

ごめんなさい、って便利だよね。
言えば良いだけなんだから。

でも、すごい効果があるのよ。

だって、謝ることで、

・こちらが許すしかない(器大きめにね)
・こちらが許さないと悪者(謝ってる人にいじわるしちゃダメ、みたいな文化何なの?)

みたいな構図を作り上げられるんだから。

あなたは、謝ってなんてない。
あなたは、自分が悪かったなんて思ってない。

あなたは
「自分は悪くないでしょ?」
とダメ押ししてるだけ。

そして、「謝ったから、許してくれるよね?」と免罪符を手に入れるだけ。

「ごめんなさい」の言葉より、ただただ誠実な行動を

私も遅刻した時につい謝ってしまうけれど、本当に遅刻したらブチ切れられると思ってる相手に会う時は遅刻しない。(あとは、圧倒的に迷惑をかける時かな)

だから、私の「遅れてごめんなさい〜」は不誠実だなといつも思う。
ごめんなさい。
(普通にしていると、なぜか、待ち合わせの5分前に駅についても10分遅刻するし、40分前についても10分遅刻するんですけど、時空が歪んでるんですか?)

まあでも、この世の中には、私みたいな考えじゃなくて、「ごめんなさい」という言葉が欲しいとか、「ごめんなさい」という気持ちが欲しいという人がいるのも知ってる。

だから、今日も言ってみる。
「ごめんなさい」

でも、私の場合は、言われても一切許すことはない。

というか、許す許さないとかも特にないので、
謝られても「あ、そうなんですね」と思うだけです。

謝ったからと言って、1ミリも私からあなたへの印象は変わらないです

わかりますか?

謝んなよ。いずれ責任は取ることになるからどうでも良いけど♡

謝るって、言葉だけでやるのが一番不誠実なのよ。

謝りの流儀ってのはね、

・謝らなくて良い状態に、自力で何とか戻すか
・謝ってしかるべきその現実を引き起こした責任を、真正面から取る

どっちかしかないのよ。

謝ったら許されるなんて、そんなのファンタジーの世界よ。

「ごめんなさい」なんて言葉であなたの行為の責任も罪もなくならない。(罪があるとすればね)

安心して。
遅かれ早かれ、自分がその行為の責任を取ることになるだけだから♡



今日も美しく、強く、ご機嫌に!


Art Your Life!
Just go on this way!


ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

    
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