脳科学者が悟りについて語ったで「喝！」

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悟りは脳の現象である

私、こんな凡人ですが、悟ったことあります。

意図せず、悟りという言葉を知らない頃に
入院して絶望して、闇深き奈落のそこに堕ちた瞬間に
突然悟ってしまいました。

というより

／
印象的で最高で素晴らし過ぎるその現象
＼

が、何なのか当時わからなかったけど
一般名で「悟り」と呼ばれていることを後から知ったんです。笑
（サレンダーとかも多分似たようなものかと思います。
僧以外の人は皆、闘病とかで経験してますね。私もだけど笑）

今回は、悟りについて脳科学者が説明した動画を
ピックアップしながら、悟りについてお話ししますね！

脳科学者が見た脳の風景

「奇跡の脳」脳卒中体験を語る / ジル・ボルティ・テーラー

こちらは
彼女がTEDに出演し
「脳卒中体験」について語ったプレゼンテーションです。

彼女は脳卒中で倒れた時に

「左脳」の機能(不全)によって
悟りのようなものを体験したとのことです。

これね、めっちゃわかるんですよ。

私も、26歳当時
本当にショックが大きすぎて
脳が怪我をしておかしくなったから（変容したから）
悟りを開けたんだ
と思ってます。

はい、では、自称おかしくなった私のことはおいて
科学的な彼女の解説を一緒に見ていきましょう。

右脳と左脳とあたし

一般的に、右脳と左脳の役割について
次のように言われているのは
あなたも知っていると思います。

＝＝＝＝＝
右脳・左脳の役割

右脳
イメージ認識
直感、ひらめき、感覚
映像的処理・芸術

左脳
論理的思考
言語（読む、書く、話す、文字認識）
数理的処理
＝＝＝＝＝＝

しかし違いはこれだけではありません。

「右脳にとっては“現在”が全て」
「左脳にとっては”過去”と”未来”が全て」
（テイラー博士の映像　3分40秒頃）

そして、左脳の機能について

「左脳は言語で考えます」
「その小さな声が私に囁きます」
「家に帰る途中でバナナを買うのを忘れないで」
「計算的な知能が洗濯をするよう思い出させます」
（テイラー博士の映像　5分20秒頃）

と話します。

そして

脳卒中のせいで左脳の機能が失われた時…

この世は、まじで天国だった！

脳卒中のために、彼女の左脳の機能が
一時的に失われたその時
世界は”天国”に変わります。

左脳のささやきが完全に途絶えました

まるで誰かがテレビのリモコンを取り、
ミュートボタンを押したかのように
全くの静寂になりました

すぐに周囲の大きなエネルギーに魅了されました

全てのエネルギーと一体になり、
それは素晴らしいものでした」

私はこの空間を親しみを込め
『ララランド（陶酔の世界）』と呼んでいます

外の世界と自分をつなぐ脳のしゃべり声から、
完全に切り離されているのです

この空間の中では
仕事に関わるストレスが全て消えました

平安で満ち足りた気分になりました

想像して下さい。
３７年間の感情の重荷から解放されるのが
どんなものか！

ああ！　なんという幸福。
幸福。とても素敵でした
（テイラー博士の映像　8分20秒過ぎから）

このように、
・左脳が停止し
・右脳が活性化していると

とてつもない幸福状態になる。

と同時に
大きなエネルギー、宇宙とのつながりを
感じられるのです。

自分を構成しているのは地球の原子で
そう考えると世界は自分。
原子＝エネルギーですしね。

左脳の機能停止で、このような状態になるなら
「悟り＝脳の現象」というのも納得できますよね。

でも、左脳の機能停止なんてできなくない？

しかしですよ、ここで残念なお知らせ。

科学の実験などで
「活性化している部分をはかる」ことはできても
機能を失わせることはなかなかできないんです。

思考（左脳）停止と
脳の一部の活性化により体感できるのが
「悟り」だとしても

意図的に
「思考を止める」ことは
難しいです。

というより、まあ不可能やろ。

試しに、今やってみてください。
まず、「何も考えないようにしよう」と決意してみてください。

普通の人なら
「何も考えないようにしよう」
と思った瞬間に

「何も考えないようにしよう」
という思考をし

きっとその後も絶え間なく
「考えないようにしなきゃ」
「げ、考えてるかも」
「今後こそ、空っぽに」
「あ、今、空っぽになってる？なってんじゃない？」
と、ひたすら何かを考えてしまうと思います。笑

つまり、「思考停止」はアクシデンタルな瞬間にしか
訪れないのですよ。

以前ね、仏教の何かの本で読んだのですが
悟りを開いた瞬間についてこんなことが書いてありました。

＝＝＝＝＝＝
指が吹っ飛んだ瞬間に悟りを開いた例

何をやっても一本指を立てる和尚（師匠）。
小僧が真似をして一本指を立てた。
その瞬間、和尚は小僧の指を切り落とした。

「……！」

小僧は絶句して和尚を見る。
そして、和尚はいつも通り一本指を立てた。

その瞬間…

＝＝＝＝＝＝

これは完全に
思考が止まったであろう瞬間ですよね。

でも、こういうことなんです、悟りって。笑

「喝！！！！！！！」が大事な理由

思考停止をポイントにすると
この「何もない」という概念が
仏教における「空」にもつながります。

色即時空、の「空」ですね。

実際に
臨済宗の開祖の臨済は
「喝（かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁつ）！」

と、よく、突然叫んでいたそうです。

この師匠のやり方も、ある意味正しい。

というのも
いきなり大声で叫ばれたら

「！！！！！！！・・・・・・………」

となるじゃないですか？

この呆気にとられるってことです。

本当に驚きすぎた瞬間は
間違いなく
「思考停止」になっています。

つまり
「喝」は思考を破壊し
「空」の状態にさせるための
一つの手法なんですね。

「悟り」は宗教的ではなく
みんなのハッピー！！！

ここまで読んできてくれた方は
わかると思いますが

「悟り」の状態は
生体現象であり
宗教とは無関係なのです。

（宗教的な意味での「悟り」は
それはそれであるかもしれませんが。
言葉の定義の問題ですね。）

そして

悟りの瞬間は世界中の誰が体験しても
絶対に「超幸せ」な瞬間です。

思考が消え
自分と世界が同化するというか
「世界のエネルギーが
今ちょうど自分としての意識を持っているんだ」
というのを体感できるわけで。

マジで
全ての悩みが吹き飛びます。

当たり前ですが
「悟りましょう」
と言ったから悟れるわけではないです。

だって、そのために
めっちゃみんな修行してますからね、毎日何時間も何年も！

ただ、このように悟りのエッセンスを知っていくことで
あなたが少しでも
生きやすくなったり
悩みについて「まあいっか」という
気持ちになってくれていたら幸いです！

悟りをライティングに役立てるとしたら
言葉通り、始める前に、そして突っかかった時に
「一息つく」
を活用することでしょうか。

いつでもどこでも、意図的に悟れれば最高なんですけどね。
私にも、多分これを読んでいるあなたもにも
まだまだ難しい領域ですから。笑

今日のまとめ

・悟りは脳の現象
・右脳はイメージ認識・左脳は論理的思考
・テーラー博士は脳卒中で左脳の機能停止
・→思考が止まる
・宇宙と繋がる
・陶酔の世界「ララランド」
・悟り＝思考停止
・大声の「喝」も思考停止からの悟りのため
・悟りは宗教、神等関係なく
この世の全ての人にとって
「マジで幸せ」
・ライティングで疲れたら
「一息つく」というプチ悟りを取り入れて

今日も美しく、強く、ご機嫌に！


Art Your Life！
Just go on this way！


ここまで読んでくださって、ありがとうございます！

　　　　
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