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『「言葉」で人生を変える超実践メソッド

いつもご機嫌でいられる人のモノの言い方大全』(大和出版)

    

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お金に10倍愛される

知識・スキル・哲学を身につける

出版社ノーベル書店代表
麻生さいかです



質を求める精神に潜む「卑しさ」

よく「量からしか質は生まれない」と言いますよね?
でもそれに伴う

「質を高めたいから、量をやる」

という精神に潜む卑しさ

わかる?この感覚。これはむしろ

質から自分を遠ざけるのではないか?
と感じてしまう今日この頃。

だって何となくズルいじゃないですか?

「質のためだけに量をやります」
なんて。

「マラソンは嫌いなので
 楽して最短距離で行きたいです」
みたいで。

「だったら
 短距離走の世界に行けよ」
みたいな感じで。

全ては一瞬の一言に

言葉にも想いにも鮮度があります。
後から直すこと、修正することはできるけれど

その第1発目の衝動

「これを書いておきたい」
「これは伝えたい」

という気持ちは
その一瞬を逃したら2度と戻りません。

作曲をする時
一瞬思い浮かんだそのフレーズを
すぐボイスレコーダーに吹き込んだように。

その一言を
とりあえず書いておく。

始まりはそんなものです。
どうでも良い1文なのです。

駄作なしで優れたものなど生まれない

15年ほど前
気づけば400記事書いていた匿名ブログに
同じタイトルは一つもありませんでした。
しかし
全てが素晴らしい文章だったかといえば
そんなことは全くありません。

仕方がないでしょう。

だって
誰かの役に立とうとか
良いことを書こうとか
そんなのは二の次で

むしろ

最初から何かをわかって書き出すのではなく
目的を持って書き出すのではなく

とにかく

浮かんだものを書く
浮かんだものを書く
浮かんだものを書く。

そんなことをしていたら

10回の中で1回くらい
少しだけ良いことが言えただけだからです。

それでも、3万人以上の方に読んでもらいました。
お恥ずかしい。

重みとは、言わなかった何か

考えてもみてください。

3歳から必死にやり続けた音楽でさえ
音源として残している1曲につき
30フレーズ以上がボツになっています。
わざわざ五線譜に書き出したメロディーも
ほとんどは駄作なのです。

だったら
言葉による創作だって当たり前だけど
ほとんどが駄作でしょう。

どうでも良い言葉
捨てられていく言葉
何の意味もなさない言葉。

そんなものがあるからこそ

そんなどうでも良いものさえも
一生懸命に書き綴るからこそ

輝く
意味のある
突き刺さる言葉

が絞り出されて来るのです。

無口だけれど
一言発しただけで
人々の耳を傾けさせられるあの人は

その一言だけを発する前に

頭の中で
誰よりもたくさん呟いています。
あるいは
誰よりもたくさん呟いていた時代があるのです。

頭の中の大量のおしゃべりの中から
グイッと出てきた

「ああ、これは言うべきだ」

となる力を宿す言葉だけを
人に伝えているのです。

その言葉には
言わなかった、全ての言葉の重み
が含まれているのです。

質を支えるのは、質を忘れた量

質は量からしか生まれない。

だから
「質を上げるために、量をやれ」
というのは本質的には間違った方法論です。

特に、ことクリエイティブ関しては
これだけではいけない境地があります。

つまり、そもそもなぜ量があったかというと
気づいたら量があったの話なのです。

何の目的もなくて
やらなくて良いよと言われても
溢れて溢れて溢れてしまった結果として

量が担保されていた。

そして
何の意識もしなくても
量がこなせるようになり

いつしか

「これはいける」
という感触が生まれ

見る目が養われ
良い悪いや成功失敗の分別が育ち

大量の駄作が重み厚み深みとなって
洗練された質
へと転換されていく
のです。

「神は細部に宿る」の本当の意味とは

最初から、質だけを求めて
一直線に目標を達成していく人
もいるかもしれません。

でも
質を求めて
最短距離で結果を出そうとする

苦労をしないで
回り道をしないで
楽をして何かをしようとする

そんな精神に
神は宿るでしょうか?

神は細部に宿るとはつまり

純粋性の中に
無我夢中の中に

意味や目的やエゴを通り抜け

無我の境地で
その物事を通し
自分や世界と向き合った結果

その隙間にその瞬間に
神が宿るということだ
と私は思うのです。

大量の果ての「質」へと

最初からレモン汁を加えて
かたまらせて作ったクリームと

無心で泡立ててできた
クリームをは別物なのです。

質を狙って
量をこなして出来上がる質と

大量をこなした結果としてできた
質は別物なのです。

それが好きかどうか
適性があるかどうか

そんな問いに意味はありません。

いつの間にかやっている
気づいたらやっている
とりあえずやってはいる

そのこなし続けた大量の中で
あなたの魂が宿り

いつかあなたを照らしてくれる「質」になる。

それがあなたを
いつかの日か支えてくれる「質」なのです。

追伸:タイトルの「量と質」

どうでも良いのですが、どうしても
ドストエフスキーおじさんの「罪と罰」みたいに書きたかった。
書きたいという衝動に負けて
「質と量」なんてヘンテコなタイトルにしてしまいました。

ドストエフスキーは死の作家ですが
(身近な方の亡くなり方もショックな作家さんだからそれが全ての作品のモチーフとなっているのでしょう)
私は、生きることフォーカスしたい。
生きるために言葉を紡ぎたいと思います。



今日も美しく、強く、ご機嫌に!


Art Your Life!
Just go on this way!


ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

    
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