引き寄せは率でなく、記憶に働く【言葉で人生が変わる5つの理由①】

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「言葉で人生が変わる」を、不本意に実験してきた過去

私は、「言葉で人生が変わる」と思っているんですが
それは、「言葉で自分の人生が変わった」からです。

あなたの人生を言葉で変わります、その変化の度合いは
人によりますが、言葉を変えれば
それに引っ張られて人生が少し変わるんです、本当に。

5回にわたって、私自身の話も少し交えつつ、
「言葉で人生を変える」について話そうと思います。

今回は、

／
「１、使う言葉で記憶が変わる」

言葉で人生が変わるとはどういうことか
5つのポイントをエビデンス付きで解説
＼

について話します。

言葉で人生が変わる5つの理由

思考に気をつけなさい
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。

これは、めちゃくちゃ有名な老子の言葉です。
きっとあなたも聞いたことがあるんじゃないでしょうか？

でもね、実際のところ、”言葉を変える”を本気で実験した人って少ないと思うんです。

私は、幼い頃から「自分を自分を同一視していない」ところがあって
（わかりにくいですよね、またこの意味は機会があれば話しますね笑）

・人生は人体実験の場だとずっと前から思っている
・自分でコンセプトを決めて行動するのが好き
・昔から、言葉の魔力に畏敬を念を抱いていた

し、実験しようと思う前から、結果的に実験みたいな場面がすごく多くて。

だから、ある程度の結果とエビデンス付きで
「言葉で人生が変わる」について５つのことを話します。

1、使う言葉で記憶が変わる
2、セルフトークで意識が変わる
3、言葉が世界観を作る
4、言葉でリスクを回避できる
5、言葉は人の心を動かせる

今回は、1つ目

「1、使う言葉で記憶が変わる」

です。

1、使う言葉で記憶が変わる。

「黄色い車」と聞くと、その日から急に
黄色い車がなぜかたくさん目に入るようになる

という話を聞いたことがありませんか？

これは、

「カラーバス効果」という脳の現象で
「特定のものを意識すると、その関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果」
を表します。

カクテルパーティー効果といって、カクテルパーティーの雑音の中でも、自分の名前や、自分に関係する話が出ると急に聞こえるのも同じことですよね。

つまり、「良いことがある」と言っていると
良いことが目にとまりやすくなるんですよ。
そして、良いことの方に向かいやすくなるんですよ。

現実に起きる出来事の確率は、結局変わらない

「いつも良いことがある」と言っていると
良いことがどんどん起こりそうな気がするじゃないですか？

実際に、多少はそうかもしれないですよ。
でもね、私はそれ以上に「記憶」の問題だと思うんです。

つまり、良いことと嫌なことの率は
成功と失敗の率に関しては
多少の違い、内容（大きい、小さい）の違いはあれど

率はいつでも誰でも、大して変わらないわけですよ笑

「いつも良いことがある」と言っていても、嫌なことは起きるわけで。
（嫌なことじゃなくて、それが起きた意味を考えれば良いことかもしれない…議論はおいて）

あとね、難しいじゃないですか、勘を働かせるって。
私は勘が良い方なんですけど、それって人それぞれだし
結局、これを読んでいるあなたにとって有益なことを私は言いたいんですよ。

引き寄せは率だけじゃない、重要なのは記憶

話を戻すと

「言葉を変えたら、良いことばっかりになったな」
と、率が変わったのように思えるんですよ。

でもね、実際は、記憶の仕方が変わってるんです。

「いつも良いことがある」と言っている人は、カラーバス効果で
「良いこと」に意識が向きやすいので、記憶にも良いことが色濃く残りやすいし

「嫌なことばっかり」「いつも失敗しちゃう」と思っていると
「嫌なこと」「失敗したこと」の記憶が強く残るんです。

いつも「失敗する」と全力で言っていた過去

私ね、中学の時に、ピアノの関係で、演奏は失敗しなかったけれど
それに関連する出来事で友達全員いなくなって
痴漢さえも「私、この人の喜びの役に立ってるんだな。どうでも良いけど」
と妙な心の支えにしてしまうくらい
（いま思えば、大変な精神状態ですよね）
大変な思いをしてね。

で、それがきっかけで、すべての現実に対してもう失望なんてしたくないと思って
ピアノのコンサート前に関しては

「また失敗する」
「できるわけない」
「できなくても死なない」

みたいなことしか本当に言わなくなったんですよね。
本当はね、心の中で、「今回は、意外といけるかも…」と思ったこともありました。
が、即座に「調子に乗んなよ。まだ期待させて、私を傷つけるのか？」
（自分を自分の敵だとみなしていたので）
といつも、ポジティブなことを思う自分には徹底的にブチ打ち切れてましたね。

それでね、実際よく失敗しました。笑
（音大には入れるレベルだったけど
心から満足できる演奏を人前でできたことは一度もない。
舞台裏か、会場外の寒空の下でドレスで泣いてた記憶しかない。）

絶望からの破壊からの〜前向き

で、そのまま大学に進学するわけです。

14歳から19歳くらいまでは、絶望しかなかった。
のですが、ある時、とある人に言われたんです。

「信じないって口で言ってても、あなたは裏切られたら悲しむんだよ。
どうせ悲しんだから、信じるって言えば？」

あと、自分の体を痛め付けて壊そうと思って（なんだそれ）
仕事と学業と就活と人間関係とすべてをフルにして
睡眠時間を4時間とかにして、1日も休まず2ヶ月くらい酷使したのに
結局、倒れられなかったんだよね笑

で、思ったんです。

「自分は思ったより強いし、言葉で何と言っていても
感情は言葉と関係なく反応する。
なら、言葉なんてもう、どうでも良いじゃないか」

ある時から、「できる気がする」と言うようになった

そして、その時から、「できる」というようになったんです。

演奏も「できると思う」
恋愛も「うまくいくと思う」
私は「幸せの星の元に生まれている」

そしたらね、その後はめちゃくちゃ良いことが起こるようになりました。

良いことばかりだった、気がしただけ

「できる気がする」と言葉を変えた時から、人生が変わった。

と私も書きたかった。

けれどさ、ふと振り返ってみたら、その後だって

・ピアノの試験で左手が4小節分飛んだり
・リーマンショックで新卒採用取りやめの年に当たったし
・人間関係で散々な目にもあった

とか、普通に大変なこともあったのよ。

のにだよ、私は振り返るまで

「あの頃から、良いことばっかり起こるようになったなー！」
「あの頃から、ピアノの演奏も、まあまあになったなー！」
「あの頃から、周りの人にもめちゃくちゃ恵まれてるなー！」

って思ってた。

つまり、率はかわらないのに

「できる」「良いことが起こる」「良い人ばっかり」
と言っていると

そういう記憶が優先的に、そして強く残るようになるのですよ笑

脳の都合の良さを最大限活用するための「言葉」

人の脳って都合よくできているんですよ。
だからね、その癖を「活用」すれば良いわけで
そのためには

都合の良い言葉を発しまくる

ことで、都合の良いことばかり起こるように錯覚できるのです。

錯覚で良い。脳に騙されてたって行動すれば良いことはある

「錯覚じゃ意味ないじゃん？」ってもしかしたら
あなたも思ったかもしれませんね。

でも、結局、言葉で現実が変わるのは
それによって「行動が変わった時」だけなんですよ。

正確には、「行動数が増えた時」だけなんです。笑

打率が同じなら、問題は、何回バッターボックスに立つかだけで
失敗も増えるけど成功も増えるわけで。

成功の方が記憶に残りやすくなっていれば
「結構うまくいくなあ！」と思うようになって
「またうまくいくかも」と行動するようになる。

結論から言えば、行動以外で人生が変わることはない！笑

「言葉」を変えたら、結果人生が変わる。

人生の、成功と失敗の率は変わらない。
分母を増やして、成功の分子の数を上げるしかない。

そのためには

・少しでも「行動したい」自分になるために
・脳を都合よく活用できるようになるために
・錯覚でも良いから、ポジティブな記憶だらけのハッピーな人になるために

言葉を変えれば、人生が変わるんです。

今回は、

「１、使う言葉で記憶が変わる」

について話しました。次回以降

2、セルフトークで意識が変わる
3、言葉が世界観を作る
4、言葉でリスクを回避できる
5、言葉は人の心を動かせる

もお楽しみに！

今日も美しく、強く、ご機嫌に！


Art Your Life！
Just go on this way！


ここまで読んでくださって、ありがとうございます！

　　　　
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